大勝した試合後に相手GKへ質問…サラー「それを知る必要があった」

 ワトフォードに所属する元イングランド代表GKベン・フォスターが、リヴァプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーと交わしたやりとりを明かした。26日、イギリス紙『サン』が伝えている。

 16日に行われたプレミアリーグ第8節でワトフォードはリヴァプールと対戦し、0-5で敗れた。この試合にフル出場していたフォスターは自身のYouTube『CyclingGK』で、「彼らは最も良く油を塗った機械のようで、良く訓練されたチームである」とリヴァプールを賞賛しつつ、「僕が特に話したいことはモー・サラーのことだ」と試合後にサラーから唐突に質問を受けていたことを次のように明かした。

「彼から試合後に言われたことは、どれだけ彼がプロフェッショナルで可能な限り最高でありたいと思っているかと僕を考えさせるものだった。彼らは試合を5-0で勝利した。そして、サラーはこの試合で1ゴールを記録していたと思う。でも、彼は試合後に私のところに来た。その時、カメラにあまり見られたくなかったので、彼は口に手を当てていたけどね」

「そして私のところに来て、『ベン、ベン。もし、僕がPKを蹴っていたらどっちに飛んだんだい?』と聞いてきたんだ。この瞬間に僕は彼がどれほど賢いのかと思った。なぜなら、僕たち全てのGKはストライカーについて研究していて、直近の4回から10回のPKをどこに蹴ったかを調べている」

「たとえば、サラーは直近5回のPKをGKの右側へと決めていた。だから、彼には『最近5回を右側へと決めていたから、僕は右側に飛ぼうと思っていたよ』と言った。すると、彼は笑顔を見せて、『ありがとう。それを知る必要があったんだ』と言って離れていったんだ」

「試合には5-0で勝って、得点を決めて、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれても、彼は次の試合に向けて細かい部分を知りたがっていたんだ。これだから、モー・サラーはトップな選手なんだと僕は思ったね。彼はトップだ」

2021/10/27 10:29

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