読んでいない本の話題にうまくのっかる返し方9パターン
気になる男性の趣味が「読書」と知ったら、「最近読んだ本」を聞き出して会話を盛り上げたいもの。しかし、読書習慣のない人にとっては、かなり難易度の高いトークテーマなので、何らかの小技を使う必要はありそうです。そこで今回は、10代から20代の独身女性に聞いたアンケートを参考に「読んでいない本の話題にうまくのっかる返し方」をご紹介します。
【1】「お願いだからネタバレしないで」と読む意気込みを強調する
「あくまで『まだ読んでないだけ』っていう感じを出す(笑)」(10代女性)というように、「これから読む」前提で本の話題をピシャリ!とせき止めるパターンです。とはいえ、同じ著者の旧作の話に移ってしまうと苦し紛れになるテクなので、使えるのは一度きりでしょう。
【2】「なんか食わず嫌いで手を出せてなくて、どうなの?」と探りを入れる
「いっぱい本は読んでるんだけど、そこはフォローできてない風を装う」(20代女性)というように、相手に本の魅力をプレゼンさせるパターンです。一通り聞いたあとは「へー、面白そう。どれから読むのがオススメ?」などと興味を示してあげると、良い気分に浸ってもらえそうです。
【3】「○○賞取って○万部売れてるやつだよね」とゴシップネタに終始する
「印税っていくらくらい入ったのかな?とかね(笑)」(10代女性)というように、本とは直接関係のない周辺情報に話をすり替えるパターンです。本の印税やドラマの原作料といった「お金のネタ」にもっていくと話が広がりやすいかもしれません。
【4】「前作はいまいちだったよね」とありったけの情報でなんとか食いつく
「一冊でも読んでたり、ドラマ化したやつを見たりしてたら、そのネタを使います」(20代女性)というように、知りうる限りの情報で食らいつくパターンです。ペラペラめくった程度だとしても、「ずいぶん昔に読んだけどどういう話だったっけ?」と忘れたふりをしてしまえばいいでしょう。
【5】「映画化したら誰が主人公になると思う?」と飛躍させる
「その本に思い入れがある人ほど夢中になって話してくれますよ(笑)」(10代女性)というように、もしも映画化やアニメ化されたとしてキャスティングを考えさせるパターンです。そこから今流行りの芸能人の話にすり替えていけば完璧かもしれません。
【6】「買おうかどうしようか迷ってるんだけど面白い?」と中身を説明させる
「そして、あわよくば借りる(笑)」(10代女性)というように、あらすじを説明させて興味を持つ様子を見せるパターンです。「ほかにオススメある?」と聞いて相手の趣味嗜好を探るのもありですが、実際に読まないといけないので安請け合いには注意しましょう。
【7】「私が最近読んだのはねー」と知っている本に寄せていく
「相手にひとしきりしゃべらせたら、こっちのターン!」(20代女性)というように、お互いに最近読んだ本の感想をぶつけあうパターンです。そのうち共通する好きな作家が見つかればしめたもの。あとは思う存分語り尽くすとよいでしょう。
【8】「どうやってそういう面白い本を見つけるの?」と探し方にそらす
「本を読みたいけど、探せないと相談する」(20代女性)というように、本そのものより見つけ方のレクチャーを受けるパターンです。後日、実際に試してみて、「あなたのおかげでこんなに面白い本に巡り会えた」と報告するとなお好印象でしょう。
【9】「あの作者ってキャラ濃いよねー」と著者の人となりにもっていく
「たまにテレビで見かける人ならいける」(20代女性)というように、作品から離れて作家のキャラを話題にするパターンです。本の作風に対して本人の印象がイメージ通りなのか、まったく違うのかを語ってもらうのもよいかもしれません。
いずれにせよ、知らない本の話題を振られてもトーク次第でいくらでもごまかせるようです。男性側も「知っている」と思っているわけではないかもしれないので、あまり深く考え込まずに会話を楽しみましょう。(熊山 准)