「おでん」が恋しくなったらココへ!本気で通いたくなる店6選
冷え込む日も多くなり、本格的におでんが恋しい季節がやってきた!
大人なら、絶品おでんと出合えるのはもちろん、しっぽりと落ち着いて飲める雰囲気も重視して店をチョイスしたいところ。
そこで今回は、「都内でおでんといえばココ!」といえる、大人好みの人気店をピックアップ。
寒い日に一杯飲みたくなる名店ぞろいだ!
◆
※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。
1.あの星付きフレンチが「おでん」をモダンにアップデート!
おでん屋平ちゃん@日本橋
日本橋にある一つ星レストラン『La Paix』の松本シェフが開いたこちらのお店。フレンチの技法と和を融合させた、”おでんのフルコース”が味わえる。
メニューはコースのみ。アミューズや前菜、サラダの後に1品ずつ登場するおでんは、カツオと昆布がベースだ。クリアな出汁に食材の旨味や薬味の香りが溶け込み、それぞれに鮮やかな印象を残す。
コースの〆に登場する、二番出汁で炊いた炊き込みごはんも絶品!これまでのおでん観を覆す、初めての食体験が約束された名店だ。
2.大人のおでんデートには、西麻布のこの一軒へ!
びのむ@西麻布
西麻布の閑静な住宅街にあり、築60年近い一軒家を改築したというこちらの一軒。その立地と佇まいからして、隠れ家感が満載だ。
同店は約200種のワインが揃うとあって、“ワインに合うおでん”がコンセプト。じんわりコク深い鴨出汁ベースのスープに、おでんダネの魚介の旨みが溶け込んだ、まろやかで優しい風味が絶品!
柔軟な発想から生まれたおでんは、ワインと合わせるとため息がこぼれる美味しさ。しっぽりとおでんデートを楽しめると、大人たちに大人気の名店だ。
3.一ツ星の日本料理店が供する上品なおでん
あざぶ一期@麻布十番
京都の割烹のような落ち着いた空間で、全国から仕入れる旬の食材を使った一品料理とおでんを織り交ぜたコースを堪能できるこちらのお店。
湯気とともにふわりと上品な香りが立ち上る出汁は、豆鯵ととび魚、いりこ、真昆布など8種の食材をブレンドし、弱火で時間をかけて煮込んだもの。
特注鍋から一品ずつ皿に盛りつけられるおでんは、具材がふくよかな出汁の風味をたっぷりとふくんでいる。掘りごたつ式のカウンターで滋味深いおでんを味わえば、この上ない幸せを感じるだろう!
4.最後の一滴まで飲み干したくなる、極上のおでん
麻布十番 すぎ乃@麻布十番
どこか下町の雰囲気が残る麻布十番商店街の有名店がこちら。お酒好きの相手と気取らずにおでんで一献、という気分に最適な一軒だ。
この店の名物は、鰹や鯖、利尻昆布に地鶏のガラから取る出汁で煮込んだおでん。飲み干したくなるほどクリアな出汁にこだわったおでんにハマり、訪れる常連客も多いとか。
20種前後揃えるタネには、季節限定の活け鱧と松茸のように旬を感じる食材や、この店ならではのオリジナルも多い。淡麗系、旨口系と常時30種以上をラインアップする日本酒と合わせれば、気分も最高潮だ!
5.三種類のダシのおでん鍋を食べ比べ!
おでん割烹 稲垣@半蔵門
京都出身の店主が他の店と違いを出そうと、関東風・関西風・名古屋風の3種類のおでんを提供しているこちらのお店。
関東風は醤油味、関西風は塩味、名古屋風は味噌味で、それぞれの味にあった具材の組み合わせを楽しめる。日本全国からお客が来るという同店は、どの地方から来ても好みのおでんが楽しめるとあって人気なのだ!
特等席は、おでん鍋の目の前のカウンター席。出汁の違いを食べ比べれば、さらにおでんの魅力に気づかされるだろう!
6.透き通った、琥珀色の美しすぎる出汁が絶品!
銀座おぐ羅@銀座
銀座6丁目のビル地下1階に構える、昭和61年創業の銀座の名店。豊かな香りと優しい甘みが感じられる琥珀色の出汁が、同店のおでんの最大の特徴だ。
利尻昆布と枕崎の鰹節から丁寧にとった出汁に加える調味料は、塩、酒、みりんのみ。醤油は一切使用せず、開業当時から30年以上少しずつ継ぎ足しながら守り抜いた、ココでしか味わえない究極の出汁なのだ。
常時30種が揃うおでん種は、訪れるほどに同店ならではの美味しさを楽しませてくれる一品ばかり。銀座の大人に、寛ぎのひとときを提供してくれる名店である。