いびきアプリに録音されていた“ナゾの男の声”。意味に気づいてゾワッ!

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今では、スマートフォンのアラーム機能を目覚まし時計に使っている方も多いはず。快眠・熟睡ができる専用のアプリも人気を集めています。

ただ起こすだけではなく、深い眠りへ導いてくれるリラックス音楽や、寝ている間にいびきを録音して、そこから熟睡度やどれだけ質のいい睡眠をとれているかという“睡眠効率”を判定してくれるものも。また、起こす際には、センサーが目覚めの良い浅い眠りを判断して、やさしく起こしてくれるそう。

このように睡眠を“見える化”してくれる便利な専用アプリですが、中には「ちょっと恐ろしい記録」まで録ってしまった例もあるのです。

◆アプリでいびきを録音。自分の寝言を聞いて驚愕!

「アプリを使い始めたのは、彼氏にいびきを注意されたのがきっかけでした」と語る椎名美由紀さん(31歳・仮名)は、自分のいびきや寝言も記録してくれるアプリを愛用していました。彼氏いわく、椎名さんは寝ている途中にいびきが何度も止まることも多いとか。睡眠時無呼吸症候群を心配して、寝ているときのいびきの相談をしてきたそうです。

「恋人にいびきを指摘されるのは、ちょっと恥ずかしいというかショックでしたね。でも、たまに泊まりにくるたびに私のことを心配してくれていたので、すぐにアプリをダウンロードして自分で確認してみたんです。操作は簡単で、寝るときにアプリのスタートアイコンをタッチして、そのまま起きるだけ。なにかしらの音が出ているときだけ録音されるので、あとで部分的に確認できます

そして録音をしてみること数日。最初はとくにいびきもかいていませんでしたが、あるときアプリに“爆音”を示す記録が表示されていました。

途中でむせたみたいで、めっちゃ咳き込んでいたんです。咳き込んで苦しかったんでしょうね。誰もいないのに『はぁ~めっちゃ苦しいんだけど、ムカつく!』ってグチグチ文句を言っていて、またそっこー寝てました(笑)。でも全然覚えてなくって」

それ以来、変な寝言が記録されるたびに彼氏にも聞かせていたという椎名さん。

「『これまじでウケるんだけど』って彼氏に聞かせて大笑いして。『お寿司が食べたい』とか、『仕事行きたくない』『疲れたもう無理!』とか、自分の寝言の多さにびっくりしました。本音がだだもれ状態(笑)。でもある夜から、気味の悪い音が記録されるようになったんです」

◆部屋中に響き渡る、ナゾの男のうめき声

その日は、今までで一番大きな音を記録した表示が出ていたそう。そこで、いつものように彼氏と一緒に聞いてみたところ……。

なんの前触れもなく、『ヴォォォォォォォ!!』と野太い男の人の叫び声みたいな録音されていたんです。もう私の寝言とか、うなされているとか、本当にもうそんな感じじゃなくて。最初は彼氏も『悪い夢でも見て、自分で叫んだんじゃない?』と言っていたんですが、何度聞いても完全に別人の声なんですよ。ちょっと中年の男性の、断末魔の叫び声のような……」

その声は暗く、響き渡るような低音だったそう。どう考えても、女性の椎名さんが出せるような声ではなかったそうです。

「でも寝ているのは私一人だし、おかしいじゃないですか。ふざけて『浮気相手の男の声じゃないの~?(笑)』ってからかっていた彼氏も、その声が本当に切羽詰まっているというか、極限状態のように聞こえて、冗談も言えなくなっちゃって。結局そのときは、私がストレスがたまりまくっていて、ありえないくらい野太い声で叫んでいたということにしたんですが……」

あまりの恐怖に、「声の主は自分だと思い込むしかなった」と椎名さん。しかし、不可思議な現象はそれだけでは終わりませんでした。

◆ヒートアップする奇妙な音と声

それから、日を追うごとに“奇妙な音”が増えていったそうです。
「私の寝息やいびきの背後で、なんか廊下をドスンドスンと歩くような音だったり、冷蔵庫をあけてなにかぴちゃぴちゃと食べているような音もかすかに聞こえました。もしかしてわたし、寝ながら動き回る夢遊病だったの?! って本気で不安になっちゃいました」

しかし、彼氏にも話を聞いてみると、これまで一緒に寝ているときに彼女が歩き回ったり、奇声を発したことは一度もなかったとか。

「でも聞こえてくるのは、突然ダッシュする人の足音や、響くような低くて冷たい唸り声ばかり。部屋には私しかいないのに……。もう本当に自分が夢遊病なのかもって思い始めた頃、決定的なものが録れたんです。それは『ヴェエエエエエエ』っていう野太い唸り声と重なるように、咳き込む私の声が録音されていたんです。おかしいですよね。唸り声と咳は同時に出せないし、そこには完全に、別のなにかがいたはずです」

奇妙な声と説明のつかない事態に、音声を聞きながら彼氏と二人で顔面蒼白(そうはく)になったという椎名さん。そしてさらに恐怖に突き落とす出来事に遭遇するのです。

◆男の声の「意味」に気付いて鳥肌がゾワッ!

「もう怖くなって音声を消そうとしたとき、恐らく遠くの方から発しているのか、消え入るような声で『……ほえ、ひいてふの?』って入っていて。声が小さいし、何度聞きなおしても何言ってるか全然わからなくて。とりあえず怖いから、そのときは消しちゃいました。でも、あとから彼氏からLINEがきて……」

メッセージを見てみると、彼氏から一言。

「『“これ、聞いてるの?”って言ってない?』って……。私たちが録音を聞いていることを、声の主は知ってるってこと!? と、もうそのメッセージを見た瞬間全身に鳥肌がゾワッと立っちゃって。しかも今、私その声がした自分の部屋にいるし! なんで私が一人のときに言うんだよ! って、思わず彼氏に逆ギレしちゃいました(笑)。でもあの声を思い出すだけで、今もゾッとします」

結局その声の主も分からなければ、うめき声や奇妙な物音の原因も分からずじまいだったとか。それ以来、一切熟睡アプリを使わなくなったそうです……。

<取材・文&イラスト 赤山ひかる>


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