床下から100年前のラブレターを発見した親子「既婚者への秘密の手紙だったとは」(英)

英プレストンに暮らすドーン・コーネスさん(Dawn Cornes、48)と息子のルーカスさん(Loukas、14)は、自宅の床のタイルの下から約100年前のものと思われるラブレターを発見した。それはロナルドさん(Ronald)という名前の男性が既婚者である恋人に宛てた手紙だった。

ドーンさんは手紙を見つけた時のことをこう振り返っている。

「息子が部屋の掃除をしていたら、55インチのテレビが落ちてきて、暖炉のタイルをいくつか壊してしまって。それを片づけていてタイルを剥がそうとした時、『家の権利書とかが出てきたら面白いのにね』と息子が言いました。そうしたら手紙が出てきたのでとても不気味でした。そしてこの手紙をFacebookグループに投稿して、他のメンバーに解読するのを手伝ってもらいました。」

そこにはこのように書かれていた。

「私のダーリン、毎朝会いに来てほしい。でも誰にも言わないで、あなたと私だけの秘密にして。もし誰かに知られたら、あなたが既婚者だと知ったら大変なことになるから。覚えておいて、ダーリン。私はあなたをとても愛しています。できれば毎日、夜中にフルウッドのトラムコーナーで会いましょう。あなたに会えることを楽しみにしています。あなたのロナルドより」

この手紙がラブレターだと知ったドーンさんとルーカスさんは、何か物語がありそうなものを見つけたことが嬉しかったと話し、この手紙を額に入れて壁に飾る予定だという。

ドーンさんはこう語っている。

「とても素敵なラブレターだと思って、見つけた時は興奮しました。手紙には日付が書かれていませんが、この家は1917年に建てられたと聞いています。私たちは今年の5月に引っ越してきたばかりなので、前の住人のことはよく知らなくて。Facebookグループの中では、文字や紙の大きさなどから1920年代頃のものではないかという意見もありました。あと手紙にはトラムコーナーのことが綴られていましたが、市内にトラム(路面電車)が走っていたのは80年以上も前だそうです。」

Facebookのグループメンバーの中にはオンラインのアーカイブを使ってロナウドさんを探そうとした人もいたが、完全に一致するものは見つからなかったそうだ。

なおこの投稿には270件ものコメントが寄せられており、多くの人がこの手紙をシェアできたことを喜んでいる。

「素敵です! 私も祖父母の古い家のリフォームを始めた時からこのようなクールな宝物を見つけることを夢見ています。」

「すごい発見ですね。歴史図書館に持って行けば調べてくれるかもしれませんよ。」

「あなたの家には素晴らしい歴史が隠されていたのですね。」

「この投稿は今までで一番好きです。なんて素敵なのでしょう。」

「なんと素晴らしい。額に入れて飾ってください。」

画像は『Metro 2021年10月21日付「Mum and son find ‘100-year-old’ love letter detailing secret affair hidden under tiles」(Picture: Jam Press)』『Dawn Louise Cornes 2021年10月15日付Facebook「Whilst removing some tiles from a fireplace we found a hidden love letter」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 上川華子)

2021/10/24 11:25

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