【札幌vs福岡プレビュー】ホームで久々の勝利を手にしたい札幌…福岡は本拠地で喫した黒星の借りを返せるか

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■北海道コンサドーレ札幌 上位相手に披露した戦いぶりを再び見せられるか





【プラス材料】
 前節の横浜F・マリノス戦は終盤に立て続けの2失点を喫して逆転負けしてしまったものの、試合開始から終盤までは横浜FMのパスワークに対して厳しいプレッシングを仕掛け続け、そこから素早く攻撃に転じるプレーで攻守ともに相手を上回った。2位にいるチームに対して積極的に仕掛け、内容面でも充実した戦いを披露し、終盤までリードしていたことなどは非常にポジティブな材料と言える。

 主将のMF宮澤裕樹を負傷で欠いた試合ながらも、MF高嶺朋樹がしっかりと最終ラインでたくましくプレーしていたところも好材料だ。

 残り試合でひと桁順位に浮上するにあたって、前向きな材料の多かった前節であり、ホームで戦うこのアビスパ福岡戦に向けても悪くないテンションで挑めそうである。

【マイナス材料】
 スタメンが流動的になり得るところがマイナス材料と言えるだろう。

 横浜FM戦の出場を回避した宮澤は今節についても現時点では出場可否が流動的な状況。また、同試合の前半にMFルーカス・フェルナンデスが顔を負傷して交代しており、回復状況によっては福岡戦の出場が難しくなる可能性も。前線以外はどのポジションも決して層が厚くなく、負傷者が重なると人選が難しくなる。横浜FM戦で負傷から復帰したDF福森晃斗だが累積警告で今節は出場停止となるため、それに伴って選手のスライドを余儀なくされそうだ。

 第31節のガンバ大阪戦では5得点したものの、横浜FM戦では再び決定力不足が露見した。そこも当然、気がかりな箇所ではある。

文:totoONE編集部

■アビスパ福岡 持ち味の守備で主導権を握りたい。交代選手のプレーにも注目





【プラス材料】
 今季は北海道コンサドーレ札幌と3度対戦し、一度も勝利を挙げられていない。しかし、長谷部茂利監督は「やりにくい相手ではない」と勝機を見据える。札幌U-18から同クラブでプロ生活をスタートさせたDF奈良竜樹は「常に攻撃的で、守備も攻撃的な札幌に対しては、自分たちの(守備的な)スタイルが出しやすい」と話した。守備で主導権を握ることができれば、勝機は見えてくるだろう。

 札幌は後半30分以降の失点が最も多く、アビスパ福岡はベンチスタートの選手が終盤にゴールを挙げるケースが多い。直近では第31節の清水エスパルス戦で81分にFWジョン・マリが、第30節のサガン鳥栖戦ではFW渡大生が後半アディショナルタイムにゴールを挙げている。終盤になっても球際の激しさ、ゴールに迫る勢いを加速できるのは福岡の強みだ。

【マイナス材料】
 前節はヴィッセル神戸に敗れたが、他のチームの結果によりJ1残留が決定した。まずは“最低限の目標”を達成したため、気の緩みが出やすい状況ではある。その点を踏まえて、長谷部監督は「残留は決まったが、年間目標(J1 10位以内、勝ち点50以上)はまだ達成していない」ということをミーティングで選手たちに伝えたという。奈良はリーグ戦の残り6試合を「自分たちの試合に集中できる貴重な6試合」と捉えており、ゲームに集中する構えだ。

 前節の神戸戦と第31節の清水戦に敗れているため、まず連敗を止めなくてはならない。長谷部監督は「ミシャさん(ミハイロ・ペトロヴィッチ監督)は日本人のスタイルも、外国籍選手との組み合わせという点でも熟知されている監督。どうにかして五分五分の戦いに持っていきたい」と話す。

文:新甫條利子

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