ドラマを降板した人気女優がセクハラ告発。製作陣からは “逆告発”も

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 2019年10月から放送開始された米テレビシリーズ『バットウーマン』で主人公を演じたルビー・ローズ(35)。すでにシーズン2の制作が決まっていたが急遽降板し、様々な噂や憶測が飛び交っていた。そうしたなか、ルビーがついに口を開き、SNSで当時の状況を説明したうえで、制作陣を名指しで非難した。

◆撮影現場で何が起こっていたか、世界中に知らしめる

 米地上波放送局The CWが制作するDCコミックスのスーパーヒーローシリーズ『バットウーマン』の第1シーズンで主演したルビー。LGBTQのヒーロー、ケイト・ケイン(バットウーマン)を演じて注目を集めたが、昨年5月に突如降板した。

 当初は「撮影中のケガや新型コロナウィルスの影響による降板」と説明していたが、このたびSNSで本当の降板理由を明かした。

 現地時間の今月20日、インスタグラムのストーリーズに長文を投稿したルビー。「もうたくさんよ。撮影現場で何が起こっていたか、世界中に知らしめてやるわ」と前置きしたうえで、撮影現場でいじめや脅迫、セクハラ行為などがあったことを告白した。

◆米放送界の重鎮を名指しで批判

 最初にワーナー・ブラザース・テレビジョン・グループの元会長ピーター・ロス氏の名前を挙げたルビーは、こう綴っている。

「ピーター・ロス。あなたが最高の地位に昇進した後で退任したのは、若い女性たちに指示して、自分の股間周りにスチームをあてさせる行為が止められなくなったからかしら」

「もしくは、私を見張るために雇った私立探偵が、あなたの意に沿わない報告をしたからかしら」

 ルビーはまず最初に、米放送業界の重鎮であるロス氏が、セクハラ行為を女性たちに働いていたと告発。ロス氏は、ズボンをはいたままの状態で、アイロンのスチームを自身の股間にあてるよう女性たちに指示していたという。

 さらに、同氏がルビーに私立探偵を付けたものの、自身に都合の悪い報告を受けたことで、解雇していたことも明かした。

◆私が辞めたんじゃない、命令に従ったの

 続いてルビーは、負傷した首の写真を投稿。撮影中に負傷し、手術が必要となったものの、ケガをしてからたった10日で、現場に戻るように指示されたと主張。また、それに従わなければ、クルーとキャストの全員が解雇されるところだったと明かした。

 そのうえで、このような劣悪な職場環境の『バットウーマン』には、二度と戻るつもりはないとも綴っている。

「私の愛するファンのみんな、私があの酷い番組に戻るかどうか聞くのは止めてね。いくらお金を積まれても、私の頭に銃を突きつけられても、私が復帰することはないわ」

 また波紋を呼んだ突然の降板劇に関しては、次のように釈明した。

私が辞めたんじゃないの。私は辞めることなんてしない。ケイト・ケインをダメにして、バットウーマンを破壊したのは彼らよ。私じゃない。私は命令に従ったの。もし残りたければ、自分の権利を諦める契約に署名しなければいけなかった」

◆撮影現場で度重なる事故

 さらに、現場責任者のキャロライン・ドライズの名前をあげ、撮影現場で度重なる事故があったことも告白。

 ある男性スタッフが重度の全身やけどを負ったこと、ルビーもスタントシーンで目の近くを負傷して危うく失明しそうになったこと、さらに勤務中の事故で四肢まひを負ったスタッフを助けなかったことなども明かしている。

◆「遅刻が多くセリフも覚えない」製作陣が反論

 今回の告発を受け、ワーナー・ブラザースは声明を発表。ルビーの主張は事実と異なるとしたうえで、「ルビー・ローズの現場での振る舞いに苦情が寄せられたため、シーズン2への起用は見送ったいうのが事実です」と説明した。

 また製作側から「遅刻が多くて、セリフも覚えていなかった」といった具体的な証言が出てきているほか、共演者のダグレイ・スコットも「ワーナーの声明通り。彼女の主張は作り話でありえない」とバッサリ切り捨てている。

 このように、ルビーと製作陣との主張は真っ向から対立。ただ実際に、撮影中に事故が発生して、脊髄に深刻なダメージを負った女性スタッフもいると報じられている。

 現場で一体何が起きていたのか、現時点ではよくわかっていない。ただ、SNSではローズを支援する動きも広まっており、ドラマや映画の撮影現場の安全性が、あらためて問われることになりそうだ。

<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>


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