ルビー・ローズ、『バットウーマン』の劣悪な撮影現場を告発 製作側は真っ向対決の姿勢

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 DCコミックのバットウーマンを描くドラマシリーズ『BATWOMAN/バットウーマン』で主人公のバットウーマン/ケイト・ケインを演じ、シーズン1をもって降板したルビー・ローズが、SNSで番組の撮影現場でセクハラや事故が多発した劣悪な労働環境を告発し、製作陣を糾弾した。

 JustJaredによると、ルビーは自身のインスタグラムストーリーに、「Dear CW」と放送局に宛て、製作・脚本のキャロライン・ドリスとエクゼクティブプロデューサーのサラ・シェクター、そしてプロデューサーのグレッグ・バーランティを名指ししたうえで、「もう十分。撮影現場で本当は何が起こったか、世界中に知らしめるわ」と記し、一連の投稿を行った。

 次の投稿では「私に起こったことが、他の人に二度と起こらないように行動を起こします。これでやっと私は人生と真実を取り戻すことができる。恥を知れ」と続く。

 そして、若い女性スタッフに服を着用したまま、股間にスチームアイロンを当てさせたと、前ワーナー・ブラザース・テレビジョングループの会長兼最高経営責任者であるピーター・ロスのセクハラ行為を暴露。「いずれにせよ、あなたに関して言えば、既に軍隊が待ち構えているよ」と他にも訴えが続くことをほのめかした。

 続いて、撮影現場で負った首のケガのX線検査結果について、医師から説明を受ける動画を公開。 「バットウーマンを演じるには体が硬すぎると言っていた人たちへ。この怪我のあと10日で撮影に復帰したのよ、想像してみてよ。10日間だよ!!(さもなければ、スタッフとキャストは全員クビで、全員を失望させることになるから)。ピーター・ロスが、私のせいでスタジオが損を出したら、再雇用しないし、そうしたら皆の仕事を奪う事になると言ったからよ(彼の監督下でケガしたのに)」とキャプションを付けている。

 また、撮影現場で起きた恐ろしい事故の数々にも触れ、男性スタッフが重度のやけどを負い、顔面の皮膚が剝がれ落ちるのを目撃したにも関わらずセラピーを受けさせなかったこと、二人のスタントダブルを失ったこと、女性スタッフが四肢麻痺の残るケガを負ったにもかかわらず補償しなかったこと、そして自身が目の近くをケガし失明する危険性もあった事などを挙げた。多くの番組がコロナ禍に撮影を中断したにも関わらず、続行したことも冷酷だと断じている。

 その後、非難の矛先は共演者にも向けられ、ダグレイ・スコットとキャムラス・ジョンソンを名指しで非難している。

 「だから私の愛する親愛なるファンの皆さん、酷い番組に復帰しないのか尋ねるのはやめて。どんなにお金を積まれても、頭に銃を突きつけられても戻るつもりはない。それに、私が辞めた訳ではない。私じゃなくて彼らが、ケイト・ケインを台無しにして、バットウーマンを潰したのよ」と締めくくっていたという。

 これに対しワーナー・ブラザース・テレビジョングループは声明を出し、「ワーナー・ブラザース テレビジョンは撮影現場における苦情を複数受け、広範な調査を行い、関係者全員を尊重した結果、ルビー・ローズを『バットウーマン』シーズン2へ出演させないという選択をしたというのが事実です」と真っ向から対立するコメントを出している。

 番組ではローズの降板後、ジャヴィシア・レスリーが起用され、バットウーマンのアイデンティティーそのものを刷新。バットウーマン/ライアン・ワイルダーの物語として継続している。

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