宇宙人が接待!?「天成園 小田原駅別館」内の旅籠エリアに「UFO旅館」登場

悟空のきもちTHE LABOは、神奈川県小田原市の「天成園 小田原駅別館」内の旅籠エリアを月固定費で借り上げ、「UFO旅館」として20歳の学生支配人のもと10月20日(水)より営業を開始した。

宿泊業界を盛り上げる新形態「旅館内旅館」

「UFO旅館」は、従来の宿泊施設のブランドにとらわれない自由な発想で集客し、新たな宿泊サービスを可能する「旅館内旅館」という宿泊形態でオープン。

「旅館内旅館」とは、旅館やホテルの一部を定期契約で借り受け、旅行代理店経由で販売することで宿泊業や旅行業の免許がなくとも、誰でも自分の旅館をつくり販売できる宿泊業の新形態。宿泊業の人々にヒアリングを行った結果、旅館の築き上げたブランドが新しい企画など挑戦の弊害になっていて、固定収入もないことで危機に直面しやすいなどの理由から賛同をもらい、今回の開業に至ったという。

宇宙人が発想力を武器に人々を喜ばせる

従来の宿泊施設のブランドにとらわれない自由な発想で集客し、新たな宿泊サービスを可能とする「旅館内旅館」。この形態は、誰でも自分の旅館をつくれる宿泊業の新しい形だ。

「宇宙人」の中身は、企画や商品・コンテンツなどで日本を驚かせている学生や子どもたち。発想力を武器に「宇宙人」に扮し、利用者の希望するテーマで発想のシャワーをあびせ答えを一緒に探す。

予約最終受付は1週間前。宇宙人たちは事前に利用者からもらったテーマを1週間以上各自で考え、宿泊日当日にそれぞれが発表し驚かせる。利用者が一番いいと思ったものをベースに、チェックアウトまでみんなで答えを探す。

また、「UFO旅館」の特徴として、客室に世界初の睡眠中の夢を操る「睡眠用しゃぼん玉」を設置した。料金は1泊ペア朝食付24万円(税込)で、1日1組のみだ。

自由な着眼点を持つ子どもや学生が主導

「UFO旅館」に住む宇宙人である子どもや学生たちは、6月に国内および世界20か国でニュースになり全米の人気番組「Tonight Show」にも紹介。

即日完売したメロンパン製のマスク「マスクパン」はじめ、女性の化粧にも使われ話題になった園芸用品の開発者、SNSでフォロワー数十万人のコンテンツメーカー、来月発表予定の廃校で作った商品「さんぽセル」など、自由な着眼点で成長を続けている。「UFO旅館」の総支配人は、太田旭さん(20歳)で、沖縄の大学生だ。

「UFO旅館」で、宇宙人と少し変わった旅のひとときを楽しもう。

2021/10/21 17:24

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