【吉野家初登場】あさり苦手人間が「あさり豚チゲ御膳」を食べてみたところ… めっちゃ “ええ出汁” でビックリした話

寒い寒い寒い寒いーーーー! ついこの前まで半袖だったのに、関西住みの記者はユ〇クロのモコモコパーカー着ているなうだよ!! 

狙いすましたようなタイミングで、吉野家が2021年10月21日より「牛すき鍋膳」と海鮮鍋「あさり豚チゲ御膳」の販売をスタート。これは、食べるでしょ……! 

・ピリ辛のあさり豚チゲ御膳

「牛すき鍋膳(並盛税込712円)」と「あさり豚チゲ御膳(712円)」と、両方いきたいところであるが、今回は吉野家初登場となる「あさり豚チゲ御膳」をチョイスだ。

あさりと豚肉、白菜や玉ねぎ、白ネギ、にんじん、絹豆腐、きしめんを吉野家の特製チゲたれと共に鉄鍋で煮込んでいるという。この日、記者が暮らす地域は最高気温が16℃。

鍋をつつくには、最適な環境であると言えるだろう。店内に入り、周りを見渡すとみな考えることは同じであったようだ。6割くらいの人が鍋頼んどるやん……! 

わかる、わかるぞその気持ち。そう思いつつ「あさり豚チゲ御膳」を注文だ。商品説明によれば “ピリ辛” であるらしいが、どの程度のピリ辛なのだろうか。

・あさりって優秀だな

グツグツと音をさせながら「あさり豚チゲ御膳」はやってきた。見ているだけで温まって来る、それが鍋の良いところでもある。

中身を覗くと、あさりがモリモリ。数えてみると9個入っているようだ。実のところ記者は、あさりがさほど得意ではない。学校給食のなんとも言えない、あのあさりの味の記憶が強くて未だに苦手なのだ。

しかしこの鍋の名は「あさり豚チゲ御膳」。 “あさり” こそが重要であるに違いない。いざ……! と勇んで箸を入れたは良いが、案の定あっつあつ。

フーフーと冷まして、まずは出汁を飲んだところ……なんだこれ。めっっっちゃ、ええ出汁やん~~~!! どことなく海の香りが漂い、これはまさしく “あさり” 効果。

やはり「あさり豚チゲ御膳」は “あさり” あってこその商品だったのだ。ありがとう、鍋で煮られている9個の “あさり” たちよ! 

時間が経つごとに野菜やうどんがクタクタになってきて、ジワリと心まで温まる美味しさだ。なんという、贅沢な鍋だろうか。

優しくもパンチが効いており、辛さ加減もちょうど良い。にんにくもたっぷりだ。おかげで、体が内側からポッポと温まる。気分は一気に冬ですな。

具が少なくなって来たところで、お楽しみが待っている。そう、ご飯を出汁に浸して食べるのだ。ん~~~~っ!! 最高だね、こりゃ。

食べはじめた時よりも食べ終わりの方が、より美味しくなっている料理なんて鍋くらいなもんじゃないかしら。この、全具材の旨味が染み出した出汁、たまらん……! 

「あさり豚チゲ御膳」はあさりが苦手な記者が食べても、あさりって優秀な食材だったんだなと、しみじみ感じるシロモノだった。

いよいよ寒さが増すこれからに、マストなメニューであると言えるだろう。ちなみに「あさり豚チゲ御膳」「牛すき鍋膳」ともに、ご飯の増量とおかわりは無料だぞ。

参考リンク:吉野家「あさり豚チゲ御膳」

執筆:K.Masami

Photo:Rocketnews24.

2021/10/21 15:38

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