コメダの『大豆ハムカツバーガー』が想像のウン百倍ハムカツで度肝を抜かれた → もう今後ずっとハムはコレでいいや…

今や “大豆ミート” はめずらしい存在ではなくなった。しかもここ最近の大豆ミートは、どれもこれも美味しいしな! 

そんな大豆ミートに慣れ切った人間でさえ、コメダ珈琲の新商品に度肝を抜かれた話をしたい。2021年10月20日より販売スタートした『大豆ハムカツバーガー』が想像のウン百倍ハムカツだったのだ……!! 

・安定の写真詐欺

“ハムじゃないのにこの美味しさ” を謳(うた)う『大豆ハムカツバーガー』は、大豆ミートを厚くスライスし揚げることで本来のハムカツに近づけているという。

まあ、美味しいは美味しいのだろう。ひと昔前は「大豆は大豆だよね……涙」という商品もあったが、近年はいずれもグンと肉らしくなっている気がする。

しかしながら、リアルハムのカツと比べると食感はともかく、味については話が違ってくるはず。ハムって、なかなかに特徴的な味をしてるじゃない? 

と、このようにぶっちゃけ少しナメてかかったのだが、後に猛省したことはお察しの通りだ。まずは、そのビジュアルから見ていこう。

コメダの商品については、写真詐欺だなんて言われるほどボリューミーであることは周知の事実。案の定、皿を覆いつくさんばかりのデッカいバーガーが登場した。

皿の直径が約16㎝、バーガーはその皿よりもひとまわり小さいといったところか。店員さんが注文時に「切り分けておきましょうか?」と尋ねてくれた気持ちもわかるというもの。

重たいし、うまく持たなければ具がポロポロとこぼれ落ちそうだ。ペロッとバンズをめくるとキャベツやピーマンなど野菜がたっぷり。その上に奇麗にカラッと揚がった衣をまとった、肉厚の大豆ハムカツが乗っている。

・信じられないレベルでハム

アゴが外れやしないか心配しつつ、かぶりつく。やはりひと口では、大豆ハムカツに到達しなかった。口の中は野菜でいっぱいだ。

ちなみに記者は最寄りのコメダで、ひとつ税込580円でいただいた。それでこのボリュームであれば、そこそこお得ではないかと思う。

バンズからはみ出ている野菜をあらかた片づけたところで、ようやく大豆ハムカツに到着だ。思い切りかぶりつくと、ピンク色の大豆ミートがお出ましだ。

色はハムっぽい、そして気になる味だが……なんじゃこりゃぁぁぁぁぁ!!!! つい、松田優作さん演じるジーパン刑事が乗り移ってしまう勢いだ。

引くほど、味もハムっぽいではないか。え……これマジで大豆? 程よい塩気と、ハムならではのいろんな肉の味がするあの感じ。

確かにジューシーさは控えめかもしれないが、これでハムじゃないなんて、ちょっと信じられないぞ。揚げてあることや、からしの効いた特製バーガーソースも、ハムらしさを助長させているのかもしれない。

あの手この手で試行錯誤しているのかもしれないが、それにしても美味しすぎでしょう。こんなにハムらしい大豆ならば、もう今後ずっとハムはコレ(大豆ミート)でいいやと思うレベルだった。

ああ~ビックリした。本当の本当に、一切の誇張なしでビックリだよ! 若干ナメてかかっていた、数分前の自分をボコボコにしたい。マジでごめんなさい。

ハムって、意味不明かもしれんが大豆でもハムになるんだと知った次第。世の中に、この美味しい大豆ハムカツがはびこればいいと思うよ。切実に。

気になる販売期間は11月末までとのことだ。みなさん、お急ぎあれ!! 

参考リンク:コメダ 大豆ハムカツバーガー

執筆:K.Masami

Photo:Rocketnews24.

2021/10/20 18:00

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