ソフマップ、最上町役場の使用済みPCを町民にリユースする実証実験

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 ソフマップは10月18日、山形県最上町の役場が使用していた業務用PCを、同社のITAD(IT Asset Disposition:IT資産管理)サービスの仕組みを活用し、総務省のガイドライン(地方公共団体における情報セキュリティポリシーに関するガイドライン)に準拠したデータ消去を行い、リユースPCとして再生して、地区の公民館や商店、農業施設などで活用する「最上町×ソフマップ リユースPC地域再利用事業」の実証実験を行ったと発表した。

 今回の最上町役場による実証実験への参加は、これまで情報セキュリティ対策のために処分されていたPCを、地域で有効活用したいという考えから行われた。
 実証実験では、最上町役場で使用していたPCを、総務省のガイドラインに準拠し、NIST(米国国立標準技術研究所)800-88 Purge消去方式に対応した手法でソフトウェア消去(Blancco Drive Eraser)を実施し、その後ソフマップのITADセンターでHDDの物理破砕を実行。破砕後の証拠写真を添付した消去証明書が発行した。
 すべての作業工程で各処理の証跡を残すため、消去証跡追跡管理システム(ETTMS)を活用し、全消去工程を管理しており、検査・クリーニング工程を終えたPCは、新たなSSDに換装されるとともにWindows 10をインストールし、すぐに活用が可能な状態にセットアップしている。
 なお、使い方・設定はソフマップのコールセンターより電話およびリモートでサポートを受けられる。
 今回の実証実験で再生されたリユースPCは、公募によって最上町のさまざまな施設や事業者へ寄贈されることとなり、10月26日に最上町役場で寄贈式が催される。
 ソフマップのITADサービスは、IT資産の購入~買取・リサイクルに至るまで、IT資産をライフサイクル全体でサポートする法人向けサービス。「使う・活用する」「捨てない」「買い取る」といったリユースエコノミーサイクル(資源循環型社会)に取り組むことで、IT資産の適切な運用を提案する。
 ソフマップでは今回の実証実験を受けて、持続可能な地域社会の実現に向けて最上町役場のような取り組みを今後全国の自治体や企業にも拡大していく。

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  • 10/20 11:30
  • BCN+R

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