二宮和也、シベリア強制収容所の“奇跡の実話”映画化で主演<収容所(ラーゲリ)から来た遺書>

【モデルプレス=2021/10/18】二宮和也が、第二次世界大戦終了後、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に不当に抑留され捕虜となった山本幡男の半生を描く映画「収容所(ラーゲリ)から来た遺書(仮)」(2022年公開予定)で主演を務める。

◆「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」二宮和也主演で映画化

1945年、零下40度を超える厳冬のシベリアで、死と隣り合わせの日々を過ごしながらも、家族を想い、仲間を想い、希望を胸に懸命に生きる男が実在した。あまりにも残酷な日々に誰もが絶望する状況下においても、ただ一人、生きることへの希望を捨てなかった人物。それが二宮演じる山本だ。

収容所での劣悪な環境により栄養失調で死に逝く者や自ら命を絶つ者、さらには日本人捕虜同士の諍いも絶えない中、「どんなに辛いことがあっても、生きて帰るという希望を持ち続ける事が大切なんだ」と生きることへの希望を強く唱え続け、仲間たちを励まし続けた。自身も強制収容所に身を置き、わずかな食糧で1日10時間を超える過酷な労働を強いられていたが、仲間想いの行動とその力強い信念で多くの捕虜たちの心に希望の火を灯した。

主演は『母と暮せば』(2015年)で第39回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞、『検察側の罪人』(2018年)で若き検事を演じ、第43回報知映画賞助演男優賞、第42回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞、さらに太平洋戦争を題材に描かれたクリント・イーストウッド監督作『硫黄島からの手紙』(2006年)で、家族のために生きて帰ることを固く誓い戦い続けた若き陸軍兵を確かな存在感で演じ、国内外に鮮烈な印象を残した二宮。

その高い演技力と豊かな表現力で俳優として絶対的な定評があることはもちろんのこと、アーティストとしても第一線を走り続け、多くの人々に希望を与え続けてきた二宮が、76年前に<生きることへの希望>を示した実在の人物に挑む。二宮も偉大な人物を演じるにあたり並々ならぬ覚悟を持って臨んでおり、小道具や衣装合わせの際にはより山本に近づけるべく、試行錯誤を繰り返すこだわりを見せるほど。

本情報解禁のために寄せたコメントでは、日本に帰り家族に会いたいと誰よりも強く願い、希望を持ち続けた山本の心情になぞらえて、「“ただただ帰ることを想って、行ってきます。”」と多くは語らずも、心血を注ぐ決意を覗かせた。

そんな二宮の強い覚悟を受けてメガホンを取るのは、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(2017年)<第41回日本アカデミー賞 優秀主演男優賞他4部門>、『64-ロクヨン- 前編/後編』(2016年)<第40回日本アカデミー賞 優秀監督賞他 10部門受賞>、『ヘヴンズ ストーリー』(2010年)<第61回ベルリン国際映画祭 国際批評家連盟賞受賞>など国内外問わず数々の映画賞を受賞し、骨太な社会派ドラマから感動の恋愛物語まで、ジャンルを超えて卓越した演出力を発揮し続け、作品を成功に導いてきた人間ドラマの名手・瀬々敬久監督。二宮とは初タッグとなり、圧倒的実力派の2人が力強い世界観を作り上げる。

瀬々監督も「山本さんら多くの人々を追い詰めてしまった状況を再び作らないよう、戦争の起こした悲劇がもう再び起こらないよう、思いを込めて映画に取り組んでいきたい。そう思っています」と力強くコメント。山本の生まれ育った隠岐の島に足を運び、現地で感じ取った様々な想いを心に刻み、撮影に臨む。

企画プロデュースは、『黄泉がえり』、『余命1ヶ月の花嫁』など数多くの感動作を手掛けてきた平野隆、脚本は『永遠の0』林民夫という大ヒットメーカーたちが務め、22.7億円の大ヒットを記録した『糸』を生み出した瀬々監督×平野×林という強力タッグが再結集。主演に二宮を迎え、さらに強靭な布陣となり、極限の世界で生きる人々の姿を鮮明に描きだし、「生きることへの希望」を強く訴えかける。

原作は『男たちの大和』で新田次郎文学賞を受賞した女性作家・辺見じゅん(1939-2011)のノンフィクション小説「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」(文春文庫/1992年刊)。私小説・童話・詩歌など幅広い作品を生み出す中でも、関係者への丹念な聞き取りを元に構成されているノンフィクション作品で高い評価を受けており、その中でも発行部数20万部を超え、ベストセラーと謳われている作品である。当時の過酷な収容所生活を鮮烈に、虐げられ続けた日本人捕虜の心情の機微を繊細かつ詳らかに表現し、読者の心を揺さぶる珠玉の作品となっている。

本作、映画『収容所(ラーゲリ)から来た遺書」(仮)は2022年に公開予定。撮影は2021年10月下旬~2022年1月中旬を予定している。生活様式や価値観が大きく変わり混沌とする現代にこそ贈りたい、鬱屈したこの時代に光をともす<奇跡の実話>。珠玉の人間讃歌であり、観る者全ての心震わす感動巨編に期待したい。(modelpress編集部)

◆二宮和也コメント

“ただただ帰ることを想って、行ってきます。”

◆瀬々敬久監督コメント

どんな状況でも「それでも生きろ」、「希望を捨てるな」そんなメッセージが山本幡男さんの苛烈な人生からは伝わってきます。先日、山本さんが生まれ育ち、妻のモジミさんが子供たちと戦後を過ごした隠岐の島に行ってきました。山本さんの生家は今はなく竹藪となっていましたが、目の前はすぐに海。海はどこまでも続くようで、ここから人生を始めシベリアの果てにたどり着いた、途方もない旅に思いを馳せました。山本さんら多くの人々を追い詰めてしまった状況を再び作らないよう、戦争の起こした悲劇がもう再び起こらないよう、思いを込めて映画に取り組んでいきたい。そう思っています。

【Not Sponsored 記事】

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  • 10/18 10:30
  • モデルプレス

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