王者・蔚山現代、延長戦の末にACL4強進出…全北現代は邦本宜裕が同点弾も敗退

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 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)・準々決勝が17日に行われ、全北現代モータース(韓国)と蔚山現代(韓国)が対戦した。

 東地区の準々決勝と準決勝は韓国の全州で集中開催。Kリーグ4連覇中の全北現代と昨季のACL王者・蔚山現代が、2006年大会以来、15年ぶりにACLの舞台で対戦した。

 試合は13分に蔚山現代が先制。ペナルティエリア手前でパスを受けたヴァレリ・カザイシュヴィリは、相手に囲まれながらもドリブルでゴール前へと侵入し、最後は左足を振り抜いてゴール左上隅に突き刺した。

 39分、全北現代が試合を振り出しに戻す。キム・ボギョンがゴール前に絶妙の縦パスを通すと、ボールを収めたハン・ギョウォンが右足でゴール右下隅に流し込んだ。

 追いつかれた蔚山現代は、前半アディショナルタイム1分に勝ち越し点を獲得する。ペナルティエリア手前でユン・ビッガラムが振り向きざまに放ったシュートは相手GKに防がれるが、ソル・ヨンウがこぼれ球を回収。ペナルティエリア左からグラウンダーで折り返すと、オ・セフンがつなぎ、中央のユン・イルロクが押し込んだ。

 ビハインドで折り返した全北現代は、48分に再び追いつく。左サイドからキム・ジンスが供給したロングスローは相手にクリアされるが、こぼれ球を邦本宜裕が回収。胸でのトラップから左足を振り抜き、ゴール右下に流し込んだ。

 両者がチャンスを生かせずにこう着状態が続くなか、蔚山現代は81分に全北現代のゴールを脅かす。ユン・ビッガラムが無回転の強烈なミドルシュートを放ったが、惜しくもクロスバーに阻まれる。フルタイムで決着はつかず、試合は延長戦に突入した。

 98分、全北現代に絶好機が訪れる。左からのクロスにグスタボが頭で合わせると、シュートは左のポストに弾かれる。こぼれ球をスタニスラフ・イルチェンコが押し込もうとしたが、わずかに足が届かなかった。

 すると101分、ついに試合の均衡が破れる。右コーナーキックの2次攻撃を展開した蔚山現代は、ペナルティエリア手前の右でボールを受けたイ・ドンギョンが左足を一閃。アウト回転のかかったミドルシュートは、相手GKから逃げるようにしてゴール左上隅へと吸い込まれた。

 試合終了間際にグスタボが絶好機を逃すなど全北現代の反撃は実らず、試合は蔚山現代がリードを守り切ったまま終了。死闘を制した蔚山現代は20日の準決勝で、名古屋グランパスを下した浦項スティーラース(韓国)と対戦する。

【スコア】
全北現代モータース 2-3 蔚山現代

【得点者】
0-1 13分 ヴァレリ・カザイシュヴィリ(蔚山現代)
1-1 39分 ハン・ギョウォン(全北現代)
1-2 45+1分 ユン・イルロク(蔚山現代)
2-2 48分 邦本宜裕(全北現代)
2-3 101分 イ・ドンギョン(蔚山現代)

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