苦戦が続くも…クーマン監督は優勝を争えるとチームに自信 アグエロの初出場についても明らかに
バルセロナのロナルド・クーマン監督は、まだチームが優勝を争えると考えているようだ。16日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
同紙によると、クーマン監督はバレンシア戦に向けた記者会見に出席し、選手全員がケガから復帰すればバルセロナが再び競争力を取り戻せると考えており、現在のメンバーに対する喜びを以下のように語ったと伝えている。
「負傷者が回復すれば、さらにチームに満足する」
「ケガは常に存在するが、我々には運が無かった。ほぼ全てのFWが負傷した。我々は優勝するだけの力がある」
「最高のパフォーマンスを発揮するには、全メンバーが起用可能である必要があるが、少しずつ良くなるはずだ」
また、今夏の移籍市場でマンチェスター・Cから加入したアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロについても言及した。
「最近大きく改善されている。先日の親善試合では25分出場した。彼は好成績を収めているが、フィジカルと試合のリズムが欠けている。それは試合を通じて改善されていく」
「彼はリスト入りする予定だ。彼の才能は知られているし、多くを与えることが可能だ。ベストなのは、彼が万全であり、出場機会を得て(スペイン代表FW)アンス・ファティと同じように、もっと良くなることだ」
セビージャ戦が延期された影響もあり、3勝3分け1敗の9位に位置するバルセロナ。次節にはレアル・マドリードとの“エル・クラシコ”も控えるだけに勝利したいバレンシア戦だが、クーマン監督が喜びを見せた選手たちは期待に応えられるのだろうか。