寺坂ユミ(純情のアフィリア)[アザーカット&インタビュー]「VANGIRLSがあることによって、もう1つの居場所ができたことが自信につながっています」個人活動で掴んだ大きな手応え

純情のアフィリアのみならず、さまざまな個人活動にも取り組んでいる寺坂ユミ。その中でも、スマホ向けアプリ『ヴァンガー ド ZERO』の広報担当“VANGIRLS”では、テレビCMにも出演するなど、大きな注目を集めている。予想もしなかった展開がありながらも、寺坂がVANGIRLSを通じて得たものとは?

インタビュー:井手朋子

撮影:西槇太一

ヘアメイク:清水深優

スタイリング:馳尾潤子(Jstyles)、大貫紗枝(Jstyles)

結果的に自分の中で勝ち取った仕事になりました

――これまでで特に印象に残っている仕事は何ですか?

寺坂:

アフィリアって基本的に何でもやりますっていう精神で、マネージャーさんも“来たら何でもできるよね?”っていう感じなんですね。何年か前に<TOKYO IDOL FESTIVAL>のトークステージに出た時、頭からゴム手袋を被って鼻息で割れるという人がいたんですよ。それってすごいじゃないですか! 会場中がめっちゃ面白いって盛り上がったんですけど、そのうち“ほかに誰かできる人いる?”っていう流れになって。みんなアイドルだしやりたくないけど、その様子がSHOWROOMのライブ配信で流れて何千人もの人が観ていたので、“これは行くしかない!”って、私、挙手したんですよ。でも、ただ被っても面白くないので、ゴム手袋の一部を鼻に引っ掛けて。“おいおい、そんな顔アイドルがやったらまずいでしょ”っていうリアクションまで考えてやった時、ハマったと思ったけど、それと同時に何かを失ったなと思いました(笑)。

――そこまで笑いやしゃべりを追求していると、当然バラエティ方面で活躍するアイドルも気になりますよね?

寺坂:

はい。尊敬しているのは、やっぱり指原莉乃さんですね。どの番組に出ていてもすごいなって。敵を作らないし、視聴者が思っていることをズバッと言ってくれる存在で、すごいなと思ってます。

――確かに指原さんはどんどんしゃべりのスキルを上げていってますけど、寺坂さんも近年どんどん仕事の幅を広げていますよね。2019年には、スマートフォン向けアプリ『ヴァンガード ZERO』の広報担当“VANGIRLS”として活動を始めて、DAIGOさんと一緒にCM出演もしました。

寺坂:

これは自分の中で大きな転機になりました。中学生の頃はオタクだったので、昔からカードゲームの『ヴァンガード』をやっていたんですね。アイドルになってからはそのことには触れていなかったんですけど、<アニサマ(Animelo Summer Live)>を観に行った時に『ヴァンガード』の発売元のブシロードの偉い方がいらっしゃって。そこですごい笑顔で“ヴァンガードやってました!”っていう話をしたら、実際にやっているプレイヤーを宣伝に起用するという方針があったようで、“今度アプリでこういうことをやるからやらない?”って誘っていただいたんです。その場で超軽い感じで“やります!”って言ったら決まっちゃったんですけど、最終的にCMまでやらせてもらえることになって。CM撮影なんてしたことがなかったので、こういう現場なんだって知ることができましたし、アニメの間にそのCMがすごく放送されていたので、親や地元の友達からもスクショが送られてきたりしました。

――これまでで1番周りからの反響が大きい仕事だったんですか?

寺坂:

そうですね。その反響を見てすごくよかったなという気持ちになりました。その反面、VANGIRLSの活動を少しだけ優先せざるを得ないこともあって。アフィリアのライブを休んでメンバーに迷惑をかけたり、そもそもVANGIRLSの加入が決まった時に周りやファンの人から“アフィリアは辞めるんだね”って言われたんですよ。正直私もVANGIRLSが何だかわかっていない部分があって、アプリの広報担当ということでやりますと言ったものの、ユニットとして活動するのか、イメージガールのような存在なのかもわかっていなかったんですね。しかもその頃ちょうどツアーがあって、ブシロードさんが東京公演に“VANGIRLSより”って書いたスタンド花を出してくださったんです。でも、ファイナル公演以外で祝い花ってあまり並ばないですし、私の個人名宛てで来ていたので、余計“なんで花があるの?”ってザワついて。

――それ、気まずいですね。

寺坂:

しかもアフィリアのサウンドプロデューサーってエモいのが大好きな人なんですけど、そのツアーでもメッセージ性のある曲の途中でセリフを言うシーンを作っていたんですね。それがまた、私のセリフが“出会いもあれば別れもある”っていうもので、完全に“辞めるんだ! でも、そっちの方がいいんじゃない?”みたいな空気感ができちゃって、“はあぁぁぁ……”って震えました(笑)。今はどちらの活動も両立できるようになりましたし、VANGIRLSがあることによってアフィリアだけじゃないもう1つの名刺というか、居場所ができたことが自分の中で自信につながっています。それまでメンバーがブシロードのような外の会社のグループに属することがなかったから、すごいねって褒めてもらえたり。仕事取ったぞ!みたいな気持ちも含めて成果物というか。“CM出てたね”って言われることも多いですし、CMですけど代表作のような感じになったので、結果的に自分の中で勝ち取った仕事になったなと。

――しかも昔からやっていて、自信を持って好きだって言える分野じゃないですか。

寺坂:

そうですね。最近好きなことが仕事になるのがありがたいと思えることがたくさんあって、すごく嬉しいですね。

――ヴァンガード関連では企画の提案もしているんですか?

寺坂:

大会の解説をやらせていただいているんですけど、それまで対戦を配信してコメントするだけだったのが、プレゼント企画を提案したり、お客さんと対戦するイベントをやるようになりました。アイドルとカードゲームのファン層ってまったく違うので、そこから何人かアフィリアが気になって来てくれる人がいた時は、ライブを休んでしまった時の恩返しができたかなって思います。しかも私のファンになると思いきや違う子のファンになっているので、そこ違うんだ!って(笑)。一時期、“ユミは玄関マットみたいだ”って言われていて、ユミを入口にするけど誰もユミに行かないねって(笑)。

本記事は、『PnR』vol.1収録インタビューをもとに再編集した特別編です。

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■受注期間

2021年10月28日(木)23:59まで

■発送時期

本商品は2021年12月上旬以降の発送を予定しております。ご注文いただいたお日にちの順番に応じて配送を開始。地域によって配送状況が異なる場合がございますので、予めご了承ください。また、事前に個別での配送日のご案内や日時指定はお受けできません。

※写真は商品イメージです。実際の商品と多少異なる場合がございます。

■注意事項

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※キャンセル不可商品となります。

※お客様の都合によるお届け済みの商品のお取り替え、ご返品はご容赦願います。

※未成年者の場合は親権者の同意を得た上でご購入ください。

※アーティストのサインのみ、お客様の宛名の記入はございません。なお、サインを書き込む位置の指定はできません。

※サインはアーティストが自筆で記入するため、その過程において一部汚れや傷、折れが発生している場合がございます。返品・交換などの対応はいたしかねますので、ご了承ください。

※パネルは素材、印刷、加工の特性上それぞれ仕上がりが異なり、多少のかすれ、インクの写りなどに個体差ございますが、不良品ではございません。

※商品到着時に状態をご確認いただき、運送の上の都合によるキズ・へこみが見られる場合はまずは運送会社にお問い合わせください。

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■出演

来栖りん(26時のマスカレイド)

熊澤風花(Task have Fun)

寺坂ユミ(純情のアフィリア)

村田実果子(BLACKNAZARENE)

西葉瑞希

篠原みなみ

そよん

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2021/10/17 12:00

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