【鳥栖vs湘南プレビュー】連敗ストップで3位争いに残りたい鳥栖…湘南は6試合ぶりの勝利で降格圏脱出なるか

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■サガン鳥栖 自慢の堅守を取り戻せるか。指揮官の手腕が問われる一戦に





【プラス材料】
 2試合連続で3失点を喫しての連敗。この状況でプラス材料を挙げるのは非常に難しい。

 それでも、あえて挙げるとすれば、ボールを保持しながら相手ゴール前まで攻め込むことができているということか。前節の徳島ヴォルティス戦後、金明輝監督は「我々のゲームモデル、プレーモデルの中で選手たちがトライしている形なので……」と戦い方自体に非はないと振り返った。事実、FWで初先発したFW岩崎悠人は「サイドのポジションにも入ったが、一対一の場面ではやれると思う」と手応えを口にしている。

 相手に合わせて、選手交代やポジションチェンジを行いながら攻めることができているので、後は決めるだけ。今節こそ先制点が欲しい。

【マイナス材料】
 2試合続けての3失点。そのすべてが攻めている中でのカウンターから喫した失点である。徳島戦でこれまで守備の中心を担っていたDFエドゥアルドを前半で交代させたのも、攻めている中での対応に問題が見られたからに違いない。GK朴一圭も引っ張り出されてしまうなど、リスクマネジメントに欠けると言われても仕方ないだろう。

 DF出身の金監督の手腕に期待するしかないが、守備陣の駒不足は否めない。選手はそこそこいるものの、若い選手や実績に乏しい選手が多いだけに、大胆な戦術変更は難しいはずだ。これまでどおりハイプレスをかけ、高い位置でボールを奪う戦い方は変わらないので、選手個々の意識で変えていくしかない。

 長いシーズン、経験不足があらわになってきた。

文:totoONE編集部

■湘南ベルマーレ 最終局面の精度を高め、新体制初白星を手繰り寄せたい





【プラス材料】
 第30節の川崎フロンターレ戦は1-2、前節の横浜F・マリノス戦は0-1で敗れ、2連敗を喫した。ただ、リーグ戦を牽引する両チーム相手に示した戦いの内容自体はネガティブなものではない。監督交代から4試合、プレーの強度は高まり、ボール奪取も増え、攻守の素早い切り替えから決定機の数も着実に増加している。

 横浜FM戦で3試合ぶりに先発して存在感を放ったFWウェリントン然り、連動性の中で個々も特長を発揮している。U-22日本代表合宿に招集されたMF田中聡やDF畑大雅ら若手の躍動も頼もしい。

 今節対戦するサガン鳥栖との通算対戦成績は26勝14分16敗。相手のホームでも11勝8分9敗と、白星が先行している。0-1で敗れた開幕戦の借りを返すとともに、勝ち点3を積み上げたい。

【マイナス材料】
 横浜FM戦の結果を受け、17位となった。降格圏に陥った今、欲しいのは言うまでもなく勝利だ。プラス材料で触れたように、確実に向上している内容を勝ち点3につなげたい。

 課題は得点力と言えるだろう。ここ4試合で2ゴールと、内容に反して得点が少ない。ゴール前に関わる人数もチャンスの数も増しているだけに、最後のところで決めきる精度をチームとして高めたいところだ。また、一方で失点も続いている。攻勢の展開でゴールを許すケースも少なくないため、一瞬の隙をなくし、決めるべきものを決めて、勝利を手繰り寄せたい。

 前述のとおり、通算対戦成績で鳥栖を上回っているが、2019年の第23節に敗れて以降2分2敗。4試合連続で勝利から遠ざかっている。

文:隈元大吾

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