なかやまきんに君、「筋肉は裏切らない」に物申す “貯筋”が続かなくても「自分を責めないで!」

イベント冒頭で、「パワー!」と隆々とした上腕二頭筋を見せながらとびきりのスマイルをしたなかやまきんに君。17歳から筋トレを始め、筋トレ歴が25年だというきんに君は「筋トレは人生の教科書だ」と言い切る。「筋トレからいろんなこと、筋肉の仕組み、体、栄養、睡眠などを学んだんですよ。それを31のパワーワードに凝縮して皆さんに伝えることができたら」と日めくりカレンダーへの思いを明かし、「僕がたまたま筋トレで学んだことですが、皆さんが必死でやっていること、たとえば育児、英語の勉強、趣味、目指しているもの…などに必ずつながると思う」とコメントした。

そのなかでも最初に掲載した「筋肉を裏切ってはいけない」には相当の思い入れがあるようだ。2018年に「筋肉は裏切らない」という言葉が「ユーキャン 新語・流行語大賞」にノミネートされたが、これにかねてから疑問を持っていたそうで「僕のなかではずっと筋肉“を”なんですよ。筋肉“は”じゃなくて」ときんに君。その理由を「上から目線なのが疑問。ちょっと大げさに言うと、『筋肉のあるおかげで僕は筋トレをさせてもらっています』という気持ちがある。同じ立場になってともに頑張りましょう(という気持ちを込めた言葉)」と説明。この「筋肉を裏切ってはいけない」の「筋肉」の部分には、それぞれ自分が真剣にやっているものを当てはめてもいいという。

また筋肉と貯金をかけあわせて“貯筋”とした言葉も掲載されているが、これにきんに君は「30代後半か40代以降になると、健康や筋肉は財産だと思うんですよ。若い時に皆さん仕事をして老後を安定させるために貯金をする。筋肉も一緒で必ずいつか衰えてくるので、若いうちから維持する。ムキムキになる必要はないですけど、最低限のものを維持すれば老後も楽しく生活できる」と熱弁をふるうと、タケトが「日々の貯筋が難しい。やっぱり続かないんですよ」と弱音を吐いた。するときんに君は「無理だけは絶対にしなくていいです。絶対に自分を責めないで欲しい」とアドバイス。「僕はたまたま筋トレができたけど、皆さんのなかにも何か頑張ったことがあるはず。皆さんは筋トレが続かなくても自分を責めずに、気持ちを切らさないこと」とメッセージを送った。

そんなきんに君でも「かっこいい体になりたい」を夢見て筋トレを始めた頃は、もともと体が細身だったため苦労したそうだ。そのときは悩んだり焦ったというが、できないことがあったからこそより研究しようと思ったり、あきらめずに頑張ると必ず結果が出たことがモチベーションにつながり、今があるという。

さらに掲載された写真のきんに君の筋肉の仕上がりは最高だそうで、きんに君は「ちょうど撮影したのが8月中旬で、ボディビルの東京大会があったのでかなり減量で仕上げてあります。一番迫力があるとき」と自信満々だ。腹筋周りに縦に走っている血管を見たMCのタケトも思わず「すごっ! 『進撃の巨人』の皮を剥いたところみたい」と口にした。

「よく言っているんですけど、お笑いはアルバイト感覚でやらせてもらってます」とカメラ目線で断言したきんに君。芸人としての最終目標は、なんばグランド花月で米ロックバンド「ボン・ジョヴィ」と米俳優アーノルド・シュワルツェネッガーも登場する単独イベントを開きたいという。そして筋トレの最終目標は「80歳になって日本代表で世界大会に出る」とのこと。トークイベントを観ていた視聴者からは「笑顔も筋肉もマインドも素敵です…!」「きんにくんで人生かわったよ~!」「きんに君のポジティブな言葉のおかげで筋トレ続いてます」など多くのコメントが寄せられていた。

(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)

2021/10/14 13:32

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