「ぶすい」ではありません。「不埒」の読み方、知っていますか?

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本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「不埒」です。

「不埒」の読み方は?

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「不」がつく言葉に「ぶすい」がありますが、「ぶすい」の場合は「不粋」と書きます(「無粋」とも書きます)。では「不埒」の「埒」はなんと読むのでしょうか。「不埒」と表されると読み方が思い浮かばない人でも、「埒があかない」という表現は見聞きしたことがあるのではないでしょうか。

 

正解は……

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「ふらち」です。

「不埒」とは

1 道理にはずれていて、けしからぬこと。また、そのさま。ふとどき。

2 要領を得ないこと。埒のあかないこと。また、そのさま。

出典元:小学館 デジタル大辞泉

を意味します。

なお先で紹介した「埒があかない」は、「埒が明く」の表記で

物事の決着がつく。きまりがつく。はかどる。

出典元:ラチがあ–く|言葉|漢字ペディア

を意味します。すなわち、「埒があかない」というのは物事の決着がつかない、はかどらないことを意味しています。

そもそも「埒」とは

1 馬場の周囲に巡らした柵。

2 物の周囲に、また仕切りとして設けた柵。駅の改札口付近の柵など。

3 物事の区切り。また、限界。

出典元:小学館 デジタル大辞泉

を意味する言葉です。元々、乗馬をするための土地に巡らした柵だった「埒」は、次第に“一定の範囲。けじめ。”を意味する言葉として用いられるようになりました。

 

 

2021/10/14 2:30

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