2020年の被害額は「280億円」!「振り込め詐欺」にダマされない「撃退トーク術」

拡大画像を見る

 振り込め詐欺師の“魔の手”は、今日も善良な市民の懐を狙っているようだ。

「警視庁によると、昨年の振り込め詐欺などの特殊詐欺の認知件数は約1万3500件、被害額はおよそ280億円です。1日あたり約7600万円の被害額で、事件の7割が1都3県や大阪など大都市圏で起きています」(全国紙社会部記者)

 人間関係が希薄な都会だからこそ、詐欺師がつけ入るスキが生まれるのだろう。

「ただ、詐欺の手口が広く知られたこともあって、摘発件数は7424件と過去最多でした。都内杉並区に住む、ある80代の女性は騙されたフリをして、これまで4度も犯人の逮捕に貢献したそうです。今年9月にも、不審な電話を受けると、すぐに警察に通報して協力。この女性は、詐欺を見抜く“マイルール”を持っているそうです」(前同)

 詐欺に詳しいジャーナリストの多田文明氏は、こう語る。

「今の詐欺は、息子をかたる人間、実際に金を受け取る人間と分かれるなど、非常に巧妙です。事前に策を用意することが、身を守るうえで非常に効果的です」

 そこで今回、詐欺師をやり込めた実例を基に、「撃退テク」を伝授したい。

■詐欺に遭わない有効な対策

 8月12日、東京・町田市に住む70代の女性に、「誰だか分かる?」と電話があった。不審に思い、在宅中の夫の名前を告げると、男は「そうだ」と返答。これで詐欺だと見抜いたという。実は、この1週間前にも不審な電話があり、家族会議を開き、電話が来たら“夫の名前”を聞くことにしていたという。

「実際、会話の途中で“俺の名前を言ってみろ!”と問いただし、相手が言いよどんだことで詐欺が発覚したケースもあります。ただし、名前は簡単にできる対策で、効果的である一方、詐欺集団が、家族の名前を事前に入手している場合もある。その場合、一気に信じてしまう危険性があるので、名前だけでなく、もう一つ、相手を試す“小さな嘘”を準備するといいでしょう」(前同)

 息子家族と離れて暮らすA子さん(67=埼玉県在住)は、名前以外に“合言葉”を家族間で共有しているという。

「息子をかたる電話には“犬は元気にしてる?”と聞くようにしてるの。息子の家の犬は、だいぶ前に亡くなっているんですけどね。まさか詐欺犯も、もういない犬の話をするとは思わないでしょ? 実際に試したら“元気だよ”って。すぐに切ってやったわ」

 他にも、こんな問いかけも有効だという。

「実例として、アニメが好きな息子を持つ親が“好きなアニメのキャラを教えて”と言って電話を切らせています。詐欺犯は会話のペースを握って、騙そうとします。急な質問や踏み込んだ質問をして、会話のペースを乱すのも効果的です」(前出の多田氏)

 そして、会話を頼りに騙そうとする相手への究極の対策が電話を切ることだ。

「少しでも疑問に感じたら、すぐに電話を切ることが効果的。すぐに切って、息子をかたっていた場合は息子にかけ直す。これだけで十分対策になります」(前同)

 家族の間で話し合い、有効な対策を取ってほしい。

関連リンク

  • 10/13 17:30
  • 日刊大衆

スポンサーリンク

この記事のみんなのコメント

4
  • トリトン

    10/14 14:33

    このような奴らは逮捕したらその月に処刑にして殺しまくれそうしたら少しは考えるかもね。そして何人殺したとテレビで流しておそれさせるべきだ、今の時代人権なんか関係ない、真面目な人はいるからね、悪い奴らは重い刑か自殺させるほどの詐欺師は皆殺しするべきだね。

  • 彼氏から聞いた話。以前彼氏の実家にこのテの電話が掛かって来て、お父様が取ったら「あたしあたし!」と名乗ったそうだ。しばらく話を聞いたのち「で、名前何だっけ?」と聞いたら切られたそうだ。ちなみにお父様は天然で、彼氏は1人っ子です。お父様、アナタに娘はおりませんから!!

  • いち(

    10/13 19:56

    騙されても取られる金ねーわ✋ 電話かかってきたら、何時間でも相手してやろうと思っているのに、一向にかかって来ない。

記事の無断転載を禁じます