キーワードは120センチ以内!恋愛上手が実践している“パーソナルスペース”の使い方

 人にはそれぞれ“パーソナルスペース”という空間があります。一般的に、パーソナルスペースに入ると相手を警戒させてしまうのですが、これを恋愛に応用して心の距離を近づける方法もあるんです。

■男性のパーソナルスペースとは?

 個人差はありますが、基本的にパーソナルスペースは女性より男性の方が広いことが多いです。そして、女性が自分の周りに円状にパーソナルスペースを持っているのに対し、男性は前後が広いといわれています。パーソナルスペースはその人の縄張りのような意味を持っており、知り合い程度なら120センチ以内には入って欲しくないという感覚になります。

■男性のパーソナルスペースに入ってみる

 では、このパーソナルスペースをどう利用すれば、相手との心理的な距離が近くなるのでしょうか。

 答えは簡単です。あえて相手のパーソナルスペース(120センチくらい)より近くに入ることです。具体的にいうと、相手との距離を50センチ近くまで縮めてみてください。ただ体の距離を縮めただけでも、人は心の距離が近くなったように感じるからです。ちなみに、50センチという距離は、普通は家族や友だちなどしか入れない近さです。

■避けられたら無理はしない

 50センチくらいまで近付いても、相手が後ろに下がったり横に逃げたりしないのであれば、あなたは嫌われていないと思ってよいでしょう。逆に、すぐに離れようとするのであれば、相手はまだあなたにそれほど心を開けないと感じているサインです。その場合は、無理して距離を縮めると余計に不快感を与えるだけなので、会話などを通してじっくり関係を深めていきましょう。

 コミュニケーション能力が高い男女は、この距離感が絶妙です。相手の表情やしぐさを見ながら距離を縮めるだけ縮め、できそうならボディタッチも入れてどんどん心を開かせます。もしあなたの周りにそんな人がいたら、ぜひ観察して技を盗んでみてくださいね。

大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。

2021/10/13 7:14

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