山崎育三郎 初大河は「憧れのステージ」 「青天を衝け」初代総理・伊藤博文役を熱演

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 NHK大河ドラマ「青天を衝け」(総合 日曜後8・00ほか)で、俳優の山崎育三郎(35)が初代総理の伊藤博文役を熱演している。ミュージカルで長年活躍し、今作が初大河。このほど行われたオンライン取材で「帝国劇場の舞台に立つような憧れのステージ」と高ぶる気持ちを表現した。昨年は連続テレビ小説「エール」で歌手役を演じ、今夏は甲子園で大会歌を歌唱。大みそか「紅白歌合戦」の出場もうわさされる中、大河でも歌唱披露が期待されるが、本人は…。

 初めてとなった大河ドラマへの出演。ミュージカルの第一線で活躍する山崎は、その重みを「ミュージカルで言うと、帝国劇場の舞台に立つような憧れのステージ」と位置づけ、「すごく大きな喜びでした」と、強い思いを明かした。

 演じるのは、吉沢演じる渋沢栄一の上司で、後に初代首相となる伊藤博文。「僕が生まれた1986年まで(伊藤)は千円札だったらしく、僕は見たことがないんです」。オファーを受けた際は漠然としたイメージだったが。人物像を知るにつれ「人と人とのつながりを大事にしていて、懐に入るのもうまい。すごく泥くさくて男くさくて、感情で動いてしまう人」と見いだした。

 吉沢とは9月26日放送の第28回で出会いのシーンを演じた。伊藤博文同様、吉沢に対しても“男くささ”を感じている。共演は久々で「若くて、きれいな美青年という印象」から、「渋沢栄一にしか見えない」と変化を口にした。互いに男4人兄弟という共通点があるといい「根本的に男っぽさをお互いに持っている気がして一緒にやっていて、すごく気持ちいい。話していても相性が合う」と笑った。

 撮影では「すごく難しい」と長州弁に悪戦苦闘しているという。「音は絶対に外さないように。稽古でつけてくださった音は体に入れて、そのうえでどう表現したいかをやっていく感じですね」。自身の音楽の経験から「(長州弁を)メロディーのように取っていくと楽なので、そこから始める」など試行錯誤を重ねつつ、演技に投影している。

 昨年前期のNHK朝ドラ「エール」では歌手役を演じ、今夏の全国高等学校野球選手権大会の開会式では「栄冠は君に輝く」を独唱した。大河でも歌唱披露が期待されるが「いつ歌う場面が出てくるんだろうと思っていますが、今のところはまったく」。歌わずとも「舞台で芝居をしているぐらいの熱量、エネルギーを出している。声はかなり出してますね、張ってます」と充実感をにじませた。

 ◆山崎育三郎(やまざき・いくさぶろう)1986年1月18日生まれ。東京都出身。07年、ミュージカル「レ・ミゼラブル」のマリウス役で本格デビュー。ミュージカル俳優としての活動の他、15年のTBS系ドラマ「下町ロケット」などドラマにも多数出演し、20年には連続テレビ小説「エール」に出演。今年8月の全国高校野球選手権大会の開会式では大会歌の「栄冠は君に輝く」を独唱した。身長177センチ。趣味は野球、ゴルフで特技はダンス、ピアノ。

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  • 10/13 5:59
  • デイリースポーツ

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