クリステンセンがレンタル生活を振り返り「最初の大事な一歩だった」

 チェルシーのデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンがこれまでのレンタル生活やトーマス・トゥヘル監督についてコメントした。

 現在25歳のクリステンセンはチェルシーの下部組織の傑作として16歳の時に初めてトップチームのトレーニングに参加し、翌年には招集を受けている。

 同選手は「若手選手にとって、アカデミーから道を乗り越えてくるのは大変なことだ。当時はとても緊張していたし、クオリティと将来性を認めてもらいたいと思っていたんだ」と語り、「監督や選手、参加したセッションすべてを覚えている。僕がここに来たのは、2012年にチャンピオンズリーグを制覇した次のシーズンだった。そこにいた選手たちは皆、さまざまな経験をしていたし、すべてを吸収しようとしたよ」と当時を振り返った。

 また、クリステンセンは同時に「若いうちは結果についてはあまり考えなくていい。すぐにプレミアリーグの試合に出られないことはわかっているから、トレーニングを楽しみ、すべてを受け入れることができるんだ」と心境を明かし、ボルシア・メンヒェングラートバッハへの移籍が「最初の大事な一歩だった」と語った。

「トップチームに入った時は18歳だったから、自分が成長し続けるために必要な出場機会は得られないと思っていた。レギュラーチームでプレーしていなかった当時の僕は、ブンデスリーガが適しているように思っていたし、実際に移籍できた」

「最初は1年だけの予定だった。でも2年にしたかったんだ。1年目はリーグを学びリーグに慣れ、2年目から全力で試合に出られるようにね。結局、1年目からプレーできたから、(移籍は)自分にとって最適だった」

 チェルシーに復帰してからは出場機会を得て、アントニオ・コンテ元監督の下では躍進に貢献。現在のトゥヘル監督の下でも3バックの一員として支え、昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)優勝を経験。現在は契約延長に近づいていると報じられる同選手は「ブンデスリーガ時代に戦ったこともあるよ。彼がどのようなサッカーを好むかはわかっている。僕はただ、彼の言うことを聞き、自分らしく、彼の望むようなプレーをするようにしている。そして今のところうまくいっているよ」とコメントしている。

2021/10/12 18:06

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