長谷川京子、パパ活疑惑の夫と別居。エッセイ本に夫登場は1度だけで“自分磨き”に全集中か

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<亀山早苗の恋愛時評>

 次々と報道される有名人の結婚離婚。その背景にある心理や世相とは? 夫婦関係を長年取材し『夫の不倫がどうしても許せない女たち』(朝日新聞出版)など著書多数の亀山早苗さんが読み解きます。(以下、亀山さんの寄稿)

◆長谷川京子、夫ポルノグラフィティ新藤晴一と別居

 モデルで女優の長谷川京子さん(43歳)が、結婚13年目にして夫と別居していると報じられ(『女性セブン 10月14日号』)話題になっている。

 夫はバンド「ポルノグラフィティ」のギタリスト新藤晴一さん(47才)で、交際3ヶ月のスピード婚で一緒になり、現在、12歳の長男と8歳の長女がいる。

 夫と子どもを自宅に残して別居というと、篠原涼子さんも、昨年、夫と子どもを残して家を出て別居、そしてこの7月に離婚となった。少なくとも仲睦(なかむつ)まじい関係であれば、別居は考えられないわけで、長谷川さんと新藤さんも夫婦としては危険水域に入っているのかもしれない。

◆夫の浮気報道の翌年から仕事量が激増

 2015年、夫の浮気報道が流れた。バンドのツアーで北海道に滞在しているときに、関係者と訪れた店に女性が合流、ふたりだけですぐに夜の町に消えていくのを激写されている。その翌年から、長谷川さんの仕事量が激増した。子どものためにとりあえず離婚はしないと決めたものの、離婚準備を始めたのではないだろうか。

 15年にはドラマ1本に出演しただけだったが、その後はドラマ数本に映画出演も。19年にはドラマ2本、映画1本、バラエティのMC、さらに写真集で大胆なセクシーショットも公開している。インスタグラムでビキニ姿をアップしたり、つい最近では胸の谷間を強調したようなTシャツ姿が写真に撮られたりもした。

 下着をプロデュースして、自らそれらを着けた写真も公開している。Youtubeでバストケアのサロンに通って美バストをキープしていることも赤裸々に語っているが、これらは女性たちからの好感度が高い。

 ここへきて、なぜか「女全開」なのだ。子どもたちも大きくなり、自身も40代になって何かが吹っ切れたのか、はたまた「女として正念場だから煩悶している」のか。

◆長谷川のエッセイ本に夫の登場は1度

 そんな彼女が先月、女性誌に7年8ヶ月連載したエッセイを『おいしい記録』(集英社)として1冊にまとめた。食を通して自身の生活ぶりを書いたものだが、慎重で心優しい長男と、超マイペースな長女の生き生きとした姿も描かれている。

 本の中で具体的に夫の描写があるのは16年、家族で居酒屋に行ったときのことのみだ。そこは彼女が留守のとき、夫と子どもたちが比較的、頻繁(ひんぱん)に訪れている店らしい。

 その他にも夫が長男の野球の練習に付き添ったことなども記載されているが、彼女と夫がどういう夫婦関係であるか、日常的にどんな会話を交わしているかはほとんど書かれていない。もちろん、夫婦のことを公表するのは避けようという意図がもともとあったのかもしれないが、「食」に関して夫がどういうスタンスでいるのかはわからないまま。

 夫婦のことは夫婦にしかわからないから、あえて周りがとやかく言う必要はないのだが、若干の不自然さは感じる。

◆「夢を売る」女優を妻にもつ夫の複雑な心理も働いた?

 このコロナ禍で、バンド活動を制限せざるを得なくなり、夫が自宅にいる時間が増えたとも言われている。そうなるとどうしても精力的に仕事を広げ、ときには不特定多数に向かって「女全開」している妻に対して、夫は何か言いたくなったかもしれない。「夢を売る」女優を妻にもつ夫の複雑な心理も働いた可能性があるだろう。

 平日は夫が、週末は彼女が子どもたちと過ごしていると言われている。ここ5年ほど、彼女は相当に忙しい日々が続いていると思われるので、夫と子どもたちの信頼関係はすでにできているのだろう。夫婦が揃っているとどうしても険悪な雰囲気になり、それが子どもたちに悪影響を与えるのがわかっているだけに、彼女が家を出るという選択をした可能性は高い。

◆「あなたはダイヤモンド。磨けば磨くほど光り輝く」母の言葉で自分磨き

 同じ別居報道でも、篠原涼子さんと違って、今のところ彼女が叩かれている気配はない。やはり夫の浮気があって、それでも6年間がんばってきたことと、彼女自身にスキャンダルがないことが原因なのだろうか。

 ただ、一部には「40代になった彼女がイタイ」という声はある。エッセイを読むと、彼女自身、40歳という節目の年を迎えて「年をとること」に対してどこまで抗(あらが)うか、複雑な心理を書き綴っている。そして母からおまじないのように繰り返された言葉を書いているのだ。

「あなたはダイヤモンドなの。磨けば磨くほど光り輝くんだから。磨けば磨くほど」

 その言葉のおかげで、自分の成長には限界がないと思い込んでいるのだという。子どもたちの手が少し離れ、それにコロナ禍も重なって、彼女は自分自身と向き合い、ここ数年がんばってきたことをもっと自由に広げていきたいと願うようになったのかもしれない。

 女が自由を求める裏には、「パートナーから解放されたい」「自分ひとりで飛び立ちたい」のいずれか、または両方の気持ちが強いことが多い。

◆夫にパパ活疑惑。妻はひとりで飛び立つのか

 数日前、新藤さんの「パパ活疑惑」が報じられた(『FRIDAY』2021年10月22・29日号)。もともとモテる夫だとわかっていても、若い女性にうつつを抜かす「変わらない」夫に、彼女は「やっぱり」と思っているのかもしれない。飛び立つ羽にさらに磨きをかけているのではないだろうか。

<文/亀山早苗>

【亀山早苗】
フリーライター。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数。Twitter:@viofatalevio

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