クリストファー・ノーラン監督最新作にキリアン・マーフィ出演 原爆の父役

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 『ダンケルク』や『テネット』で知られるクリストファー・ノーラン監督の最新作『Oppenheimer(原題)』に、キリアン・マーフィが出演し、「原爆の父」として知られる物理学者ロバート・オッペンハイマーを演じることが明らかになった。

 Varietyによると、本作は2006年にピューリッツァー賞を受賞したカイ・バード とマーティン・シャーウィンの著作、「American Prometheus:The Triumph and Tragedy of J. Robert Oppenheimer(原題)」を元に映画化。ノーラン監督が脚本も手掛け、『ダンケルク』や『ダークナイト』同様、IMAXカメラで撮影を行うという。

 キリアンが演じるロバート・オッペンハイマーは、アメリカ人物理学者で、第二次世界大戦中にロスアラモス国立研究所の初代所長となり、マンハッタン計画を主導した人物。「原爆の父」として知られるが、晩年は、核兵器開発を主導した事を後悔し、核のコントロールを国際的に行うことを提唱。より破壊力のある水素爆弾への反対を表明している。

 ノーラン監督作品には、トム・ハーディやマイケル・ケイン、クリスチャン・ベールなど、常連俳優がいることで知られるが、キリアンもその一人。『バットマン ビギンズ』(2005)、『インセプション』(2010)、『ダンケルク』(2017)に続き、4作目の出演となる。アイルランド出身の俳優で、BBCのドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』などで知られる。

 また、『テネット』と『ダンケルク』、『インターステラー』で組んだ撮影監督のホイテ・ヴァン・ホイテマや、『テネット』の映画編集者のジェニファー・レイム、同じく『テネット』の作曲家ルドウィグ・ゴランソンが参加し、技術面でもノーラン監督の常連が顔を揃える。

 本作は、ユニバーサル・ピクチャーズが、大手スタジオ各社と競合の末、権利を獲得。世界で配給を行う。ノーラン監督はこれまで、ワーナーブラザースと組んで制作していたが、同社がコロナ禍の対策として発表した、2021年公開作品を劇場公開と同時に傘下のHBO Maxで配信するという方針に異議を唱え、関係が悪化していた。

 撮影は2022年はじめから行い、アメリカ公開は2023年7月21日の予定。

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