書き初めにおすすめの言葉16選。文字数別に今年にふさわしい人気の例をご紹介

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書き初めに書きたい抱負や決意を表す言葉

お正月にその年の抱負や決意を書く書き初めは、小学生や中学生が学校の宿題で出されることもありますね。子どもの頃に書き初めをしたことがあるという人も多いはずです。

書き初めで書く文字や言葉には、かっこいい漢字を選んだり、意味から選んだり、人気の言葉を選んだりする人が多いのではないでしょうか。2022年のお正月を迎えるにあたり、どんな言葉を書き初めで書こうかな、と考えている人に文字数別に人気の言葉を紹介します。

書き初めにおすすめの言葉《1文字》

書き初めにおすすめの言葉《1文字》
出典:https://www.pexels.com/

まずは、おすすめしたい1文字の言葉から見ていきましょう。上述したように、書き初めでは新年の抱負や願いなどを込めた言葉が多く選ばれています。

日本では古くから「言霊信仰(ことだましんこう)」がありました。これは、言葉そのものに霊力が宿っているという考え方です。

言葉を口にすると、その思いが具現化すると考えられてきました。書き初めに選ぶ言葉にもそうした力が宿ると考えるので、ポジティブで明るい言葉が人気です。

新年の抱負を書く書き初めにぴったりの「夢」

まず初めにおすすめしたい1文字の言葉は「夢」です。社会人の新年の抱負として「夢を実現する」や「夢を叶える」を挙げる人も多いはず。中学生や高校生でも、受験生は夢をかなえるための努力をしていますね。

受験だけではなく、勉強や部活、習い事などで夢を追いかけている人にも人気の言葉です。書き初めで書く場合は、偏と旁のバランスがポイントになります。下にある「タ」を長めに書くと、かっこいい書き初めになるでしょう。

叶えるのも育てるのも書くのも難しい「愛」

続いておすすめしたい1文字の言葉が「愛」です。「夢」と同じく「愛」も人気のある言葉ですが、書き初めで書くにはバランスが難しい字ですよね。教科書など見本を見てみると、上の部分の3つがポイントになることが分かります。

1画目の「ノ」は横に寝かせ気味に。2画目の「ツ」も横広にして3画目の「ワ」は長めに書くと綺麗です。右側の払いは短めにするとかっこよく見えるでしょう。「心」も横広に書いて最後は長く払います。

歌詞に共鳴できる曲のタイトルでもある「糸」

コマーシャルで使われたり映画のモチーフになったりしている有名な人気曲のタイトルでもある「糸」も、書き初めにおすすめしたい1文字の言葉です。曲の歌詞を思い浮かべて、丁寧に書いてみましょう。

美しい書き初めにするポイントは、タテのラインに気を付けること。「糸」という字の1画目「く」は、中央から書き始めて中央に戻ることを意識しましょう。続く「ム」は気持ち右上がりに。最後の「小」はタテ長に書くと美しくなります。

2022年の干支を表す1文字の漢字「寅」

書き初めではその年の干支を表す1文字も人気があります。2022年は寅年ですね。「虎」は実際の動物としてのトラを表すのに対し、干支では「寅」の字が一般的に使われています。

書き初めで「寅」を書く場合、気持ち右上がりにするとかっこいい仕上がりになるでしょう。「寅」の字が左右対称なので、普通に書くとベタっとした印象になってしまうのです。気持ち右上がりに書くことで、見た目のバランスも良い書き初めになるでしょう。

書き初めにおすすめの言葉《2文字》

書き初めにおすすめの言葉《2文字》
出典:https://unsplash.com/

次に、書き初めにおすすめしたい2文字の言葉を見ていきましょう。漢字2文字の熟語は、選ぶのが難しいほどたくさんありますね。その中から実際に書き初めで書かれた例を見てみると、ポジティブなイメージのある言葉の例やおめでたい意味の言葉の例が見つかりました。

お正月関連の言葉、例えば「新年」「初夢」といったものもおすすめ。さらに、力強い決意を表す2文字の熟語や「家族」「友情」などの大切な存在を表す言葉も人気です。

言葉の意味が書き初めにおすすめの「飛翔」

まず初めにおすすめしたい2文字の言葉は「飛翔」。「羽ばたいて空を飛んでいく」という意味の熟語で、新しい年への抱負や決意にぴったりではないでしょうか。

書き初めでは、楷書(かいしょ)と呼ばれるかっちりきっちりとした書き方でもOKですが、やわらかく崩した行書(ぎょうしょ)や草書(そうしょ)と呼ばれる書き方をすると、より躍動感が伝わってきます。書き初めでは、文字に合わせて書体を変えてみるのも楽しいですね。

大ヒット作品の技名にもなっている「慈雨」

「慈雨(じう)」も書き初めにおすすめしたい2文字の言葉です。「良い時期に程よく降る恵みの雨」という意味の熟語で、草花の成長に欠かせない雨を指します。

映画の大ヒットが記憶に新しい、漫画『鬼滅の刃』の中に「干天の慈雨(かんてんのじう)」という形で出てきた言葉なので、覚えている人も多いかもしれません。日照り続きに降る雨を指す言葉です。主人公・炭治郎の型名の1つで、鬼に苦痛を与えない慈悲の技になっています。

新年の願いや希望を込めた言葉の「蒼天」

「蒼天(そうてん)」も書き初めにおすすめしたい2文字の言葉です。「青空」という意味を持つ熟語ですが、ほかに「天の創造主・天帝」という意味もあります。

2020年からおよそ2年、世界中が新型コロナウィルスによるパンデミックの影響を受け続けている中、来年こそは明るいニュースが聞きたいと願う人も多いのではないでしょうか。不安や心配の雲が晴れて、「蒼天」の日を迎えられることを願って書き初めに書いてみませんか。

こんな時だからこそ改めて書きたい「感謝」

「感謝」も書き初めにおすすめしたい2文字の言葉です。「ありがたいと思う気持ち」という意味のシンプルな言葉で、書き初め以外のシーンでも良く見聞きしますね。ここ2年間の新型コロナウィルスを巡る状況から受ける被害は、人によってさまざまです。

どちらかと言えば、苦しいことや辛いことなどネガティブな出来事の方が多いかもしれません。それでも、感謝の心を忘れずに生きていきたいという願いを込めた書き初めの言葉です。

書き初めにおすすめの言葉《3文字》

書き初めにおすすめの言葉《3文字》
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続いては、書き初めにおすすめしたい3文字の言葉を見ていきましょう。

漢字3文字の熟語の中から実際に書き初めで書かれた例を見てみると、ポジティブな言葉の例やおめでたい言葉の例が見つかりました。

例えば「迎春」や「賀正」といった年賀状にも使える言葉です。ほかにもお正月関連の言葉では、例えば「七福神」「羽子板」などもおすすめ。

さらに、力強い決意を表す2文字の熟語、例えば「克服」「勝負」などの言葉も人気です。

唐時代の漢詩からとられた言葉「雪月花」

最初におすすめしたい3文字の言葉は、日本の美しいものを詠み込んだ「雪月花(せつげっか)」。四季の移り変わりがはっきりしているといわれている日本では、昔から季節の移り変わりに儚さや美しさを感じてきました。

雪と月と花も、そうした季節折々に感じられる美しい風物です。「雪月花」は、もともとは唐の詩人・白居易の漢詩による言葉の「雪月花時最憶君(雪月花の時 最も君を憶う)」という美しい詩句表現からきています。

新年の抱負に掲げたくなる「守破離」

続いて書き初めにおすすめしたい3文字の言葉は、「守破離(しゅはり)」です。音の響きも美しいこの言葉は、剣道や茶道など「道」がつくものの修業の段階を示しています。1つ目の「守」は、教えられた型や技を忠実に守る段階。

2つ目の「破」は良いものを取り入れ合わないものは破る段階で、心技を発展させていきます。最後の「離」は師の教えや習った流派といったグループから離れ、自分自身の技を磨いていく段階を指しています。

願いや宣誓にもなる美しい言葉「綺羅星」

続いて書き初めにおすすめしたい3文字の言葉は、「綺羅星(きらぼし)」です。こちらの言葉も、音の響きが美しいですね。「大空に美しく輝く多くの星」という意味の言葉で、地位の高い人や明るいものが多く並ぶ様子を喩える表現にも使われます。

書き初めの言葉に「綺羅星」と書くと、まず見た目がかっこいい印象です。さらに、意味を知れば、自分も「綺羅星」の1つになれるよう努力を重ねていこうという願いや宣誓にもなるでしょう。

簡文帝の漢詩から派生した「荷心香」

「荷心香(かしんかんばし)」も書き初めにおすすめしたい人気の3文字の言葉です。こちらの言葉は「蓮の花が香りを遠くまで漂わせている」という意味で、徳の広がりを表しています。簡文帝蕭綱が詠んだ漢詩によるいわゆる漢語の1つです。

さらに「いついかなる時でも自分らしさを失ってはいけない」という意味もあります。泥の中から美しい花を咲かせる蓮に掛けたのでしょう。新年に書く書き初めにふさわしい言葉ではないでしょうか。

書き初めにおすすめの言葉《4文字》

書き初めにおすすめの言葉《4文字》
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最後は、書き初めにおすすめしたい4文字の言葉を見ていきましょう。

漢字4文字の四字熟語の中から実際に書き初めで書かれた例を見てみると、これまでと同様にポジティブなイメージのある言葉の例やおめでたい意味の言葉の例が多くありました。

例えば「一粒万倍」や「慶雲昌光」などです。ほかにもお正月関連の言葉では、例えば「謹賀新年」のような定番の言葉も人気。

さらに、力強い決意を表す四字熟語も書き初めにおすすめです。

書き初めにぴったりの四字熟語「心願成就」

4文字の言葉は、四字熟語とも称されています。意味から選ぶことはもちろんですが、音の響きや文字の見た目などでカッコいいものを選ぶ人も多いようです。最初におすすめしたい4文字の言葉は、「心願成就(しんがんじょうじゅ)」。

「神仏に心から祈っていると願いはかなえられる」という意味の言葉です。新年の抱負や願いを書く書き初めにぴったりの言葉ではないでしょうか。願いが叶うという意味を持つ言葉は、書き初めに人気です。

新年への願いを込めて選ぶ言葉「縦横無尽」

続いて書き初めにおすすめしたい4文字の言葉は「自由自在」という意味の「縦横無尽(じゅうおうむじん)」。人気漫画『鬼滅の刃』にも登場した言葉で、漫画では主人公・炭次郎が戦闘中に使った技の説明の際に出てきました。

その技は、水の呼吸・玖ノ型・水流飛沫・乱(くのかた・すいりゅうしぶき・らん)。着地時間や面積を最小限にする技なので、足場の悪い場所からでもでも縦横無尽に斬り込める、という説明で使われています。

常に新しく変化していく意味の「生生流転」

人気漫画『鬼滅の刃』に登場した4文字の言葉から、もう1つ書き初めにおすすめしたいのは「生生流転(せいせいるてん))」。「すべての物はとどまることなく、絶えず生まれては変化し、いつまでも次々に移り変わっていくこと」という意味の言葉です。

これは主人公・炭次郎が十二鬼月の累との戦闘中に使った技名になっています。その技は、全集中・水の呼吸・拾ノ型・生生流転。回転しながらうねる龍のような斬撃を繰り出す技です。

春に向けた気分を表現する「春風駘蕩」

「春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)」も書き初めにおすすめしたい4文字の言葉です。こちらの言葉は「春の景色ののどかな様子のこと」「春の風がそよそよと気持ちよく吹く様子のこと」という意味があります。

また「温和でのんびりとした人柄のこと」という意味もある言葉です。「駘蕩」という字は、普段あまり目にしないかもしれませんね。実はこの2文字は、意味よりも音に重きが置かれているオノマトペで、穏やかさを表す擬態語です。

書き初めにおすすめの言葉を書いてみよう

書き初めにおすすめの言葉を、文字数ごとに紹介しました。書き初めには、新年の抱負や願いを意味する言葉を選んだり、おめでたい意味の言葉を選ぶことがポイントになります。その年の干支や、年賀状に書くようなお祝いの言葉も人気です。

さらに、書き初めは筆の太さや書体によっても表情が変わり、見た目の印象も違ってくるので、試してみてください。新しい年を迎えたら、心を落ち着けて好きな言葉を書き初めで書いてみませんか。

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