PSGで10年目のヴェッラッティ「このクラブに恋をした」…将来的な古巣復帰希望も

 パリ・サンジェルマン(PSG)のイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティが、自身のキャリアについて語った。10日、フランスメディア『France Info』が伝えた。

 現在28歳のヴェッラッティは、生まれ故郷のクラブであるペスカーラの下部組織出身。2008年に15歳で同クラブのトップチームでデビューを飾ると、2012年夏にPSGへと完全移籍した。PSGでは公式戦通算350試合に出場しており、7度のリーグ・アン優勝などに貢献している。

 また、2012年8月にA代表デビューを飾り、通算48キャップを数えている。今夏にはEURO2020優勝を果たした。

『France Info』のインタビューに応じたヴェッラッティは、パリとフランスが自身にもたらしたものを問われ、「すべて」と回答。次のように語っている。

「サッカーの面では、偉大なチャンピオンと一緒にプレーしたり、素晴らしい試合で対戦したりするチャンスがあり、それは僕が何よりも望んでいたものだった。僕はこのクラブに恋をした。だからこそ、僕は常にベストを尽くし、与えられた信頼に応えようとしている」

「僕はイタリアの小さな町から来た少年だったが、ここにはすべてが揃っていた。僕の子供たちもここで生まれたしね! 18歳を少し過ぎた頃、人生で最高の時期を僕はここで過ごした。一人前の男となり、愛も見つけた。だから、ここで経験したことはすべて、素晴らしい思い出として残っている」

 PSGとの契約を2024年6月30日まで残すヴェッラッティ。今後のキャリアについて問われると、「僕にはもう少し時間が残されている。僕が知っているのは、いつもここにいるだろう、ということだ」と、残留を示唆した。また、「この大都会で何年も過ごした後、友人や家族のために故郷に戻る」とも語り、将来的なぺスカーラ復帰を希望していることも明かした。

2021/10/11 23:14

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