食べるだけでこんなに変わる!「快便&快眠サポート」6つの優秀食材
制限が緩められ、飲食店が営業を再開。久しぶりに、おいしいものを食べに出かけたいところだ。
「ただ、最近は“通じ”が悪いうえに、眠りも浅くてね。病院に行くほどじゃないんだけど……」(50代男性)
そんな悩める中高年に、今回は食べると快便・快眠になる食材を紹介しよう!
タムラ薬局の代表薬剤師・田村哲彦氏は、便通をスッキリさせるためには、乳酸菌食品がいいという。
「ヨーグルトもいいんですが、日本人の体質に合った乳酸菌食品は、浅漬のような漬け物なんです」
浅漬の乳酸菌は胃酸に強く、大腸に届いて整腸や排便力を高める効果があるという。ただ、乳酸菌の働きを助ける助手が必要だ。
「納豆の納豆菌は、乳酸菌のエサになることで、腸内細菌の活動をサポート。よくかき混ぜることで、その働きはパワーアップします」(田村氏=以下同)
オクラにも同様の効果が期待できる。ネバネバ成分であるペクチンなどの水溶性食物繊維は、乳酸菌を助けるだけでなく、コレステロール値や血糖値を下げる働きも期待できるとか。
便が細く、かさも少なくなったと悩む人には、サツマイモが効果的だという。
「イモ類の中では食物繊維が最も多く、腸の蠕動運動を高める成分も含まれています。ふだん便が細い人も“モッコリ便”が期待でき、最近は米国でも注目されるほど。こうした快便成分は皮にも多いので、できれば丸ごと食べてください」
一方、便秘気味の人には、オリーブオイルがオススメだ。オイルの脂質(オレイン酸)は腸の蠕動運動を促すだけでなく、腸内で潤滑油としても働くのだ。
「食卓に常備して、サラダはもちろん、パンや納豆などにつけて食べるのが、ベストです」
便通が改善したら、次は不眠の解消。中高年は寝つきが悪い、眠りが浅いなどの症状を訴える人が多い。
「睡眠の質を高めるには、バナナです。睡眠を促すホルモンのメラトニンに変化するトリプトファンを多く含んでいます」
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