決勝点の判定に不満を漏らすブスケツ「エンバペはオフサイドだった」

 スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツ(バルセロナ)が、UEFAネーションズリーグ2020-21決勝の決勝ゴールが認められたことに不満を語った。10日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 UEFAネーションズリーグ2020-21決勝が10日に行われ、スペインはフランスと対戦。64分にミケル・オヤルサバルのゴールで先制したものの、66分にカリム・ベンゼマに同点弾を許すと、80分にキリアン・エンバペに勝ち越しゴールを許し、1-2で敗れた。

 問題となっているのは決勝点となったエンバペのゴール。テオ・エルナンデスのスルーパスを受けたエンバペの位置は映像的にはオフサイドに見えていたものの、ボールをカットしようとスペイン代表のエリック・ガルシアの足先に触れて、エンバペへと渡ったため、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)チェックの末にゴールが認められ、逆転となった。

 この判定にブスケツは試合後、スペインメディア『RTVE』で「エンバペはオフサイドだった。しかし、主審はエリックがボールに触ったため、新しい場面が始まったと言われた」と語り、次のように続けた。

「だけど、そんなことに意味はない。彼はエンバペがそこにいて、オンサイドだと思ったからボールをカットしようとした。彼はどんな守備者でもするべきカットをしようとしただけだ」

2021/10/11 14:06

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