好ゲーム見せるもタイトル逃し、スペイン指揮官が心境語る「敗北の痛みというよりも…」

 スペイン代表を率いるルイス・エンリケ監督は、UEFAネーションズリーグ決勝のフランス代表戦を終えてコメントした。10日、UEFAが公式サイトで伝えている。

 スペイン代表は、10日にネーションズリーグ決勝でフランス代表と対戦。64分にミケル・オヤルサバルのゴールで先制に成功したものの、直後のプレーでカリム・ベンゼマにスーパーゴールを叩き込まれてリードを失うと、80分にはキリアン・エンバペのオフサイド判定をかいくぐったゴールが認められ、1-2と敗戦した。

 スペインを率いるルイス・エンリケ監督は、フランスを相手に好パフォーマンスを見せたチームに対する称賛の気持ちを口にし、さらにファンへの思いも語った。

「誰とどのような状況においてプレーするかに左右されず、我々はいつも勇敢で、野心とともに攻撃する自分たちのやり方でプレーしようとする。だから、今日は敗北の痛みというよりも、よく戦ったことからくる悲しみのような気持ちだね」

「フットボールの不公平さは、1-0で我々がリードしたとき、我々にはフランスをノックアウトするチャンスがあったにもかかわらず、カリム・ベンゼマが素晴らしいことをしてしまったということだね」

「私はただ、素晴らしかったファンたちに今夜祝う何かを与えられたらよかったのに、と感じているよ」

 また、UEFAネーションズリーグ・ファイナルズの最優秀選手に選ばれたMFセルヒオ・ブスケツに関しては、「トロフィーを獲得できなかったにもかかわらず、彼が最優秀選手となったことは誇りに思うよ」とコメントし、その貢献を認めている。

2021/10/11 10:41

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