杉咲花主演『恋です!』視聴率ではわからない視聴者からの大絶賛…見逃し配信も好調で急上昇の可能性

 杉咲花が主演する日本テレビ系連続ドラマ『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』の第1話が6日に放送され、平均世帯視聴率8.8%、個人視聴率4.8%だったことがわかった。前クールの『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』の全話平均が11.4%だったことを考えると厳しい出だしとなったが、視聴者からは好評で見逃し配信でも人気が高く、これから上向いていく可能性が十分あると期待されているようだ。

 同ドラマは人気4コマ漫画『ヤンキー君と白杖ガール』(KADOKAWA)を原作に、勝ち気だが恋に臆病な弱視の盲学校生・赤座ユキコ(杉咲)と、短気でケンカっ早いが根は純粋なヤンキー青年・黒川森生(杉野遥亮)の運命の出会い描いたラブコメディ。

 第1話では、ユキコが通学途中に点字ブロックの上でたむろする黒川らヤンキー集団に遭遇。ユキコに恋した黒川は、毎日のように通学路で待ち伏せして猛アタックを開始する。ユキコはうっとうしがるが、黒川が弱視について自分なりに学び、白杖が折れた際に手を貸してくれるなどしたことで、次第に心を開いていく……という展開だった。

「旬の俳優たちによるラブコメとして楽しめるのはもちろん、劇中ではユキコの日常生活を通じて視覚障害への理解を深められる演出が随所にあり、2018年の『R-1グランプリ』王者で全盲の漫談師・濱田祐太郎による解説コーナーもある。濱田は、ユキコが言った『目はオレ様』という言葉について、人間は視覚から入る情報に無意識に頼っている部分が大きいということだと説明しつつ、『見えなくなってから匂いとか音に敏感になった』というユキコに対して、『目が見えない人は、その分ものすごく鼻がいいんじゃないかと思われがちなんですけど、僕は慢性鼻炎でほとんどわからない』とオチをつけるなど、ユーモアを交えて教えてくれるのが好印象でした。コメディとシリアスのバランスがよく、テンポも抜群で非常に完成度の高い第1話だったように思います。その出来の良さから、『これが最終回でもいい』という声もあったほど」(ドラマウォッチャー)

 原作が4コマ漫画なのでドラマ化にあたって話をふくらませている部分があるが、それも原作の世界観に沿ってオリジナル要素をうまく入れ込んでいると評判のようだ。

 ネット上では「ドラマとして面白いのに視覚障害の勉強にもなる」「視聴後に点字ブロックや白杖を持っている人への意識が変わった」「盲学校出身者です。ヒロインの表現が上手くて、とても良いドラマだと思いました」「意外と出演者たちの演技が上手い」といった好意的な意見が相次いでいる。

 また、女性視聴者からは「身長差にキュンとした」という声も多く寄せられている。小柄な身長153センチの杉咲と185センチの長身である杉野の「32センチ差」の組み合わせも好評の秘訣になっているようだ。

 さらに、原作者・うおやま氏も自身のTwitterで「1話目の脚本を初めて拝見したとき一番驚いたのが、視覚障害関係の描写がガチだ…!ということでした。もっとライトになるのかなと思っていたのですごく感動でした」「ユキコさん、原作どおりのあんな口調だし、『黒川』っていきなり呼び捨てなのに実写でも違和感感じさせないうえにカワイイの、ほんと杉咲さんすごいっす」などと今回の実写ドラマ版をべた褒めしている。

 視聴者からも原作者からも高評価されながら、なぜ初回の視聴率は振るわなかったのか。

「大型歌番組『FNS歌謡祭 秋~もう一度観たい名曲・名演~』(フジテレビ系)や、大反響を呼んだおぼん・こぼんの和解企画ファイナルで大きく視聴率を上げた『水曜日のダウンタウン』(TBS系)と放送時間帯が重なったことが最大の要因では。しかし。同ドラマはリアルタイム視聴以外で強さを発揮しており、見逃し配信が実施されているTVerとHuluでランキング1位を獲得しています。SNSを中心とした口コミ効果や見逃し配信から入ってくる視聴者によって、これから数字を上げていく可能性は十分にありそうです」(前出)

 同枠で前クールに放送された『ハコヅメ』に続いて今作もヒットすることになるのか、今後に期待したい。

  • 10/11 6:00
  • サイゾー

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