最終予選は3試合で1得点 攻撃陣の一人として…オナイウ阿道「責任を持ってやりたい」

 12日に行われるFIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選第4節オーストラリア戦に向けて、日本代表FWオナイウ阿道が取材に応じた。

 7日のサウジアラビア戦では失点直後の73分からピッチに立ったオナイウ。「出る直前に失点したので、まずボールを握って攻撃の回数を増やすことと、ゴール前でサコくん(大迫勇也)とコミュニケーションを取りながらシュートまでいくことを意識していた」と振り返り、「(出場時間は)長くはなかったですけどチャンスはあったので。FWというポジションであれば、短い時間、どの状況でも結果を出さないといけない。それがチームのためになるので」と、同点につながるプレーができなかったことを悔やんだ。

 一方で、「アウェーの雰囲気は感じましたけど、一つの試合としていいモチベーションで挑めています。状況が状況ですけれど、最終予選であってもいい意味で関係なくプレーできていると思うので、結果を残せるようになりたいです。短い時間でも結果を残さないといけないですし、そのためにいい準備をしたいです。次はホーム、皆さんの前で戦えます。サポーターの皆さんにも入っていただけるし、勝ち点3を取ることにフォーカスして、どんな形でもまずは勝ち点3を取ることが大事」とオーストラリア戦への意気込み。

 日本代表は最終予選3試合を終えて1得点と、攻撃面でも課題を抱えている。「全体的にボックス内に入るシーンが多くないと思いますし、最後シュートで終わる、やりきることができていないことがまだある」と課題について触れ、「クオリティはみんながいいものを持っているので、そのクオリティを発揮できるか、ボックスに入ったときにチャンスをものにできるか、回数を増やせるかが必要です。簡単なミスをしない、奪ったボールをいい攻撃につなげることはもっとできると思います。それは選手みんなも分かっていると思いますし、それが試合で出せないと意味がないので、責任を持ってやりたい」と、得点への強い意思を示した。

2021/10/10 20:21

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