MLB二刀流・大谷翔平が「走投打」で全世界を魅了!アメリカを熱狂させた「SHO TIME」の舞台裏

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 日本のプロ野球より一足先に、MLBのレギュラーシーズンが終了した。

「惜しくもタイトル獲得はなりませんでしたが、今季の主役は間違いなくエンゼルスの大谷翔平。歴史を新たに切り拓いたという意味で、届かなかった“2ケタ勝利&2ケタ本塁打”以上に価値あるシーズンになったと言えるでしょう」(スポーツ紙MLB担当記者)

 今季、ついに真価を発揮した大谷翔平の“二刀流”。今回は、世界の注目を集めた名場面を改めてピックアップ。“ショータイム”の全貌を振り返ってみたい。

 まずは開幕直後。長年、MLBをウォッチしてきたスポーツジャーナリストの福島良一氏が「最も印象に残った試合」として挙げるのが、4月4日のホワイトソックス戦。投手として先発しながらDHを使わずに打席に立つ“リアル二刀流”を、メジャー移籍後初めて解禁した一戦だ。

「開幕第4戦のあの試合は、シーズン初の全米中継が入ったこともあって、段違いに注目度も高かった。ジョー・マドン監督も、それを分かったうえで、戦略として大谷の“2番投手”起用に賭けたんです」(福島氏)

 毎日曜のナイトゲームは、全米最大のスポーツ専門局『ESPN』が誇る看板番組『サンデーナイトベースボール』で放送される1試合だけ。まさに全米中の視線が大谷一人に注がれていたと言ってもいいだろう。

「そんな中で、いきなり先制本塁打を放って、投げても100マイルを連発。全米中のド肝を抜き、今季の快進撃の号砲ともなったわけです。それまで大勢を占めていた懐疑的な見方も、あれで一気に払拭された感がありました」(前同)

■注目を集めたのは、本塁打量産だけじゃない!

 4月27日のレンジャーズ戦で初勝利を挙げた大谷は5月11日、さらに“三刀流”で、全米のド肝を抜くことになる。

「アストロズ戦で先発し、7回を4安打1失点に抑えて降板すると、8回にライトの守備についたんです。メジャーで外野守備につくのは、これが初めて、しかも先発登板後ですから、今季の大谷起用法の“覚悟”が表れていた気がしますね」(スポーツ紙記者)

 6月には、二刀流の先駆者であるベーブ・ルースがプレーしたヤンキースタジアムに“凱旋”。名門ヤンキースを相手に、2戦で3発を放ち、本塁打王レースのトップに躍り出た。

「MLB発祥の地であり、熱狂的ファンも多い東部の球場で打つ本塁打は、やはりインパクトが違う。レッドソックス戦のときには、あのニューヨークタイムスでも大々的に特集が組まれていました。

 注目度という部分では、どうしても“東高西低”になってしまう傾向は今もある。大谷は、それすらも軽々と超えていったというわけです」(前出の福島氏)

 今季、DHとしての出場が劇的に増え、本塁打を量産した大谷。しかし、注目を集めたのは豪快な一発だけではない。

「今季の盗塁数は26で、リーグ5位の成績。走塁時の快足ぶりも大きな話題となりました」(前出のMLB担当記者)

 特筆すべきは、7月2日のオリオールズ戦だ。

「この日、29号30号を連発した大谷ですが、圧巻は同点で迎えた9回。四球で出塁すると二盗を決め、ウォルシュのヒットでサヨナラのホームイン。タッチをかいくぐる好走塁で、“あのヒットで、なぜ生還できるんだ!?”と、現地の記者連中が舌を巻いたほど」(スポーツライター)

 MLBでのプレー経験もある藪恵壹氏も、そんな大谷に称賛を惜しまない。

「彼は実質、投げて守って打って走っての“四刀流”。そのどれを取ってもすごい数字を残しているんですから、評価する側も大変です」

 10月11日発売の『週刊大衆』10月25日号では、これまでの大谷翔平の衝撃の名場面を一挙掲載。

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  • 10/10 7:00
  • 日刊大衆

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