誘われた男の部屋で、唖然…。夜景が綺麗なタワマンでも、女が速攻帰りたくなった理由

男と女は全く別の生き物だ。それゆえに、スレ違いは生まれるもの。

出会い、デート、交際、そして夫婦に至るまで…この世に男と女がいる限り、スレ違いはいつだって起こりうるのだ。

—果たして、あの時どうすればよかったのだろうか?

できなかった答えあわせを、今ここで。

今週のテーマは「女が、男のタワマンの部屋に入った途端に帰りたくなった理由は?」という質問。さて、その答えとは?

▶【Q】はこちら:夜景も綺麗に見える高級タワマン部屋にやってきた女。しかしそこで女が見た物とは…


港区の中心にある、煌びやかなタワーマンション。

エレベーターで25階から地上に降りて、タクシーを捕まえた瞬間、安堵とモヤモヤが入り混じった感情に支配された。

「なんなんだろう、あの人」

そう嘆かずにはいられなかった。

なぜなら、智の部屋に入った途端に…いや、入る前からいろいろと“ありえない”ことだらけだったからだ。



男友達である圭佑に連絡をした時に、偶然彼と一緒にいた智。

それが智との出会いだった。最初はカッコいいし、いいなと思っていた。心のどこかで、恋が始まる期待もしていた。

だがそんな淡い期待は、すぐに弾けて消え去ったのだ。

女が家に入った途端に、“この男はないわ…”と思った理由は!?

A1:“ホムパ”と言っていたのに何もない&誰もいなかったから


出会った直後から、彼は積極的に連絡をくれた。圭佑からの情報によると相当稼いでいるとのことだし、私も興味を持っていた。

でもなかなか予定が合わず、結局出会ってから1ヶ月後くらいに彼の家で“ホムパ”をしようと連絡が来た。

ー 智:じゃあその日、僕の家でホムパにしようか。時間は19時くらいとか?
― 結衣:分かりました。楽しみにしていますね。


メッセージ通り、私は楽しみにした。だが当日はありえないことだらけで、苦笑するしかなかったのだ。


当日の夕方。家にお邪魔するわけだし、手土産として何かお酒を持参しようと、智に連絡をしてみた。

― 結衣:何か買っていく物はありますか?ワインは買いました。
― 智:ごめん、今家に何もないから、飲みたい分のお酒はあると嬉しいかも。ご飯は食べた?


ここまでは、まだ考えられるやりとりの範囲だろう。「お酒がないなら、結構買っていかないと」と思ったくらいだ。

だが次の会話に、私は驚いてしまったのだ。

― 結衣:まだなんです〜。智さんは?
― 智:僕はさっき軽く食べちゃったから、結衣ちゃんが食べたい物を買ってきて^^


「え…??」

今日はホムパだと聞いていた。19時からなら、食事も一緒にするのかと思っていた。

それなのに「先に食べちゃったから、食べたい物を買ってきて」と言われても困る。初めて訪れる人の家で、自分だけ食べるのは気まずい。

私が考えるホムパと、彼のそれは違うのだろうか。

戸惑いながらもお酒のアテをいくつか買い、彼の家へと向かう。

港区にそびえ立つ、豪華なタワーマンション。芸能人も住んでいるという噂を聞いたこともあるマンションのエントランスで、部屋番号を押す。

「いいところに住んでるなぁ」

そう思いながら、部屋のドアを開けた。だが私の驚きは、まだまだここから続く。

女が「え、嘘でしょ」と思わず言いたくなった、ツッコミだらけの男の家での行動とは

A2:2人きりでの空間に耐えられなかったから。


「お邪魔しま〜す」

部屋に入ると、すぐに広い窓から東京の夜景が見えた。だが、そんなことよりも私はもっと驚いたことがあったのだ。

「あれ?圭佑くんは?」

今日の主要メンバーである、圭佑がいない。

「仕事で遅くなるみたい。もしかしたら結構遅くなるかもだって」

― 嘘でしょ?それまで2人っきりってこと?

私に何の連絡もよこさなかった圭佑を恨むが、そもそもまだ会って2回目の人と、部屋で2人きりでいることに不安を覚えた。

「そうなんだ。すごい素敵な部屋に住んでいるんですね」

褒めて欲しそうな顔をしている智を横目に、私は自分で買ってきたワインを渡す。

メッセージ通り、智の部屋は何も用意もされていなかった。

― これって、ただの部屋飲みだよね?

「ワイン、買ってきました。白ワインのほう、冷やしてもいいですか?」
「もちろん。2本もありがとう」

つまり今日は、私が買ってきたワインとおつまみしかない空間で2人っきりで飲む…。

到着した時点で、私は来たことを後悔していた。そして一刻も早く圭佑が来ることを願いつつ、「どうやって帰ろうか」ということばかり考えていた。


「このソファ、素敵ですね」

とりあえず、目に入ったものを褒めてみる。すると智は嬉しそうに説明してくれた。

「さすが結衣ちゃん、お目が高い!数年前に出会った、お気に入りの物でさ」
「そうなんですね〜。ちなみに、今日はお仕事だったんですか?」
「うん、そうだよ。でもリモートだったから早く終わったけど」
「智さんって、なんのお仕事されているんでしたっけ?」
「僕はIT関連の会社をやっているよ。結衣ちゃんは不動産系だっけ?」
「そうです」

智は、私が買ってきたワインを遠慮なく飲みながら、饒舌になる。私が持ってきたワイン以外のお酒は一切なく、食事もない。

ここまで何もないならば、もっと早く言って欲しかった。そもそも、家で飲む意味は何だろう。

たぶん、このタワマンの部屋を見せたかっただけだろう。でも東京のタワマンでのホムパなんて、散々参加してきた。

そして不動産会社勤めなので、このマンションのこの部屋の広さだと家賃は30万くらいかなと予測できてしまう。

正直、この程度の部屋でそんなドヤ顔されても困る。

「圭佑、もう少しかかるみたい」
「そうなんですね。ご飯、大丈夫ですかね」
「たしかに。まぁ何か適当に」

― この人、本当に“おもてなし”って言葉を知らないんだなぁ。

お邪魔している立場なので偉そうに言えないが、私だったら、誰かを自分の家に呼ぶとするならば、もう少し準備する。

この程度の部屋でドヤる前に、食事やお酒を用意するなど、もっと大事なことがある気がしてしまう。

そして彼は自慢したい気持ちが先走っているのか、私が部屋に2人きりでいることが嫌だと思っていることに、もちろんまったく気がつかない。

「智さんって、こんな素敵な家で普段はどう過ごされているんですか?彼女、本当にいないんですか?」

お酒が進み、距離が近くなってきた智。面倒だし早く帰りたい。しかも特に話題もないので、適当に世間話を振ってみる。

「結衣ちゃんのほうこそ。なんで彼氏いないの?」
「なんでですかね。出会いがなくて」
「しかも今の時期だと、出会いも少ないしね」

会話もつまらない。限界を迎え、私はせめて誰か呼びたく、提案をしてみる。

「女友達呼んでもいいですか?」
「え?今から?今日はいいんじゃないかな。もうすぐ圭佑も来るし」

それも却下され、どう時間を潰せば良いのか悩んでいると、ようやく圭佑がやってきた。

― 来るんじゃなかった。

楽しくもないし、とにかく時間を無駄にしたと後悔しながら、私は22時前に彼の家を後にした。


これはホムパではなく、ただ「家でまったりする」会だ。

それに圭佑が遅れてくるならば「僕と2人きりだけど大丈夫?」みたいな気遣いが欲しかった。

そもそも会うのが2回目の男と部屋で2人きりになるなんて、ありえない。

とにかくすべてが噛み合わない人で、もう会うことはないだろうなと思った。


▶【Q】はこちら:夜景も綺麗に見える高級タワマン部屋にやってきた女。しかしそこで女が見た物とは…

▶NEXT:10月16日 土曜更新予定
女が失笑した、男の言動とは

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