野生動物のエキスパート 2歳息子に巨大ヘビの扱い方を教育する姿に物議(豪)

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豪ノーザンテリトリー準州ダーウィンでサファリパーク「Top End Safari Camp」を運営するマット・ライトさん(Matt Wright)は、ナショナルジオグラフィックが手がけるテレビ番組『Outback Wrangler』でホストを務める野生動物のエキスパートとして有名だ。

マットさんは自分より大きなワニに素手で触ったり、ワニのいる湖に入って接近を試みるなど危険に晒す行動を取るようなワイルドな男性である。そんなマットさんには2歳の息子バンジョー君(Banjo)がいる。

マットさんのおかげで普段は目にしない多くの生物に囲まれて生活するバンジョー君は、自分よりも大きなワニやヘビを前にしても物怖じしない様子だ。そんな肝の据わったバンジョー君に、マットさんは英才教育を始めたようだ。

その様子を捉えた映像では、バンジョー君がオリーブパイソン(Olive python)と呼ばれるヘビの尻尾を掴み、まるで綱引きをするかのように引っ張っている。オリーブパイソンはオーストラリア国内で2番目に大きなヘビで、大きい個体で体長5メートルに成長する。今回バンジョー君が引っ張っていた個体は体長2メートルほどのようだが、それでもバンジョー君の身長を軽々と超えるサイズだ。

投稿には「コツを学ぶ(Learning the ropes)」と書かれており、このヘビが野生のものかは明かされていないが、マットさんはバンジョー君にヘビを引っ張って茂みに連れて行くように指示している。

バンジョー君は顔色ひとつ変えずにヘビを引っ張るが、ヘビは柱に巻きついてなかなか動かない。マットさんがヘビを柱から引きはがして手助けすると、バンジョー君は「オーノー! 走れ! 走れ!」と言ってマットさんのもとへ駆け寄るが怖がっている様子はなく、まるで誰かの真似をしているかのような話し方だ。

ヘビはマットさんやバンジョー君に襲いかかる素振りを見せておらず、終始大人しい様子だ。オリーブパイソンに毒はないが、噛まれれば痛みがあることは間違いない。バンジョー君がヘビの頭の方へ近づこうとした際には、マットさんが「気をつけて。噛まれちゃうぞ」と言って慌てて止める姿も映っていた。

そして飽き始めた様子のバンジョー君にマットさんが「尻尾だよ。ほら両手で尻尾を掴んでごらん」と言い、バンジョー君が尻尾の方へ走って行ったところで動画は終わった。

この動画がInstagramに投稿されると、「さすがマットさんの息子だ」「動物を恐れず、敬う心を教えているのさ。素晴らしいね」と称賛のコメントが寄せられた。

一方で、いくら毒がないヘビとはいえ、2歳児が巨大なヘビを扱うのは早すぎると感じた人も多かったようで、以下のような声も多数届いている。

「幼い子どもがヘビの尻尾を引っ張るのは本当に安全なの? 無責任にも思える」
「ヘビはおもちゃではないよ」
「いつか1人で遊んでいた時に危険なヘビに出会ったら、噛まれてしまうんじゃないかな」

専門家であるマットさんの監視下のもとだからこそ成り立つ教育なのかもしれないが、これまでにバンジョー君がワラビーやカンガルーなど大人しい動物と触れ合う動画も投稿されている。まだ幼いバンジョー君にはこのくらいで勘弁してあげて欲しいところだ。

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画像は『MATT WRIGHT - OUTBACK WRANGLER 2021年10月1日付Instagram「Learning the ropes」、2020年3月7日付Instagram「Just your usual Australian family portrait」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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  • 10/9 21:00
  • Techinsight japan

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