アザールに新たな負傷の可能性…ネーションズリーグ準決勝では先発も途中交代

 レアル・マドリードに所属するベルギー代表FWエデン・アザールは、新たな負傷を負った可能性があるようだ。8日付けでスペイン紙『アス』が報じている。

 アザールは、7日に行われたUEFAネーションズリーグ準決勝フランス戦に先発出場。同試合の前半終了時、アザールは強い痛みがあったのか太ももを摩っており、その姿から新たな負傷を負ったのではないかと推察されている。現に、後半開始時にはピッチに立っていたものの、スプリントの後に足を引きずり、結局74分に途中交代している。

 試合を終えたベルギー代表のロベルト・マルティネス監督は、アザールに関して「詳しいことは分からない。ただ、10日の3位決定戦までに、彼はトリノで検査を受けることになっている。その結果に応じて、イタリア戦に出場するのか、それとも代表を離脱してクラブで回復に努めるか決めることになるだろう」とコメントした。

 また、すでに行われたという検査によると、右ハムストリングに問題がある模様。とはいえ、アザールはこれから再度より精密な検査を受け、問題点を明確にする予定だという。なお、レアル・マドリードのメディカルサービスの責任者はベルギーサッカー連盟と綿密な連絡を取っており、同選手について最新の情報を共有しているようだ。

 2019年にレアル・マドリードへ加入後、度重なるケガに悩まされているアザールだが、またしても戦列を離れることになってしまうのだろうか。

2021/10/9 20:00

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