残念な お育ちが露呈する。結婚式参列時の常識と絶対的タブー【8つのポイント】

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10月1日、ロシアの最後の王朝・ロマノフ朝が崩壊して以来初めて、およそ1世紀ぶりとなるロイヤルウエディングが、サンクトペテルブルクで行われました。聖イサアク大聖堂で式を挙げ、結婚されたのはゲオルギー・ミハイロビッチ・ロマノフ氏とイタリア人のレベッカ・ビルジニア・ベッタリーニさん。ロイヤルウエディングがプロトコールに則っていることを(一社)日本プロトコール&マナーズ協会主任講師の松田玲子先生よりうかがいました。

【連載/気品を身につけるシンプルな教え#16/結婚式編】

 

 

 

ロシア正教に則った美しいロイヤルウエディング

 

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Victoria of Russia(@rebecca_bettarini)がシェアした投稿( https://www.instagram.com/p/CUhYy7rICvE/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading )

ゲオルギー・ミハイロビッチ・ロマノフ氏と、イタリア人のレベッカ・ビルジニア・ベッタリーニさんのロイヤルウエディングは、ロシア正教に則っての、見事な美しい結婚式だったことを、レベッカさんのインスタグラムが物語っていました。聖イサアク大聖堂でおこなわれた結婚式には、ヨーロッパ中の幾つかの王室との繋がりもあるからでしょう、多くのVIPが訪れたようです。

プロトコールは国際儀礼であり、国と国、または外交関係間のルールですから、ロマノフ氏たちの結婚式もプロトコールに則して行われました。

ドレスコードは昼のフォーマル・ウエアで、アフタヌーン・ドレスです。胸がつまり、袖は長袖で、着丈も足元が隠れる長さ。ドレスの中でも最も格式の高い装いをなさっています。余分な装飾の一切ない、純白の美しい花嫁衣裳に印象的なティアラです。イギリスで発行されている『タトラー』誌によると、このティアラはロシアの伝統的なヘッドドレスをベースに考案されたデザインとのことです。お二人が末長く幸せでありますように、お祈りいたします。

 

一見ややこしく感じるフォーマル・ウエアですが、本質を知ればルールは難しくありません。

フォーマル・ウエアの本質を知るために必要なのは想像力

パーティや催しに出席する側として大切な敬意表現のひとつがドレス・コードです。このルールがあるおかげで、会場に集う人々が自他ともに安心して過ごせるといっても過言ではありません。

 

フォーマル・ウエアは「正礼装」「準礼装」「略礼装」があり、それぞれにルールがあります。はじめはそれぞれのルールを覚えることも大切ですが、それ以上に必要なことは、TPOに合わせることのできるやわらかい心をもつことです。

 

そうすれば、ルール通りに着たのに、その場にそぐわなくて浮いてしまった……という残念なことはなくなります。

 

TPOに合わせるためには、フォーマルの本質を知ることです。そして、想像力を働かせます。

 

先に、ロシアの最後の王朝・ロマノフ氏のロイヤルウエディングのことを述べました。花嫁のレベッカさんのウェディングドレスは、肌を覆っていましたがなぜでしょうか? 以下で、フォーマル・ウエアの起源のことを知れば納得するはずです。

 

フォーマル・ウエアの起源は古代より神への敬意表現

人間の歴史をたどると、古代より人は神との共存を信じ、敬ってきました。そして、日本の天皇家が神道の祭司の家であるように、世界の王族や貴族などの上流階級の家々は、神事の中心的な家でもあります。

 

神の前に出るときに、「人間くさい」ことは失礼にあたると考えました。そのため、自分の「人間くささ」を消すために、顔におしろいを塗り、お香を焚き、肌を隠すために肌が全部隠れる長い衣装を着たのです。

 

このとき、服の素材は自然の中でとれる上質のものであること。これが、神への敬意表現であり、フォーマル・ウエアの起源なのです。

 

前述したとおり、イブニングドレスは別として、胸元と背中や腕が隠れ丈が長いほど、つまり、肌の露出が少ないほど、フォーマル度が高くなり、格上の装いになるということです。

 

フォーマルな席では「派手」ではなく「シック」に

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では、私たちが結婚式におよばれしたときはどのようなことに一番気を付けるべきでしょうか?

 

周囲の人に好感を持たれることが大切です。自分がその場をつくる一員であることを忘れずに誰の目から見ても洗練された装いができてこそ本物です。プロトコールでは、シックな装いこそもっとも女性に上品な輝きをもたらすと説いています。

 

白を着ることはタブー

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シックな装いの3つのポイントをおさえて

結婚式を祝う服装は、国の数だけありますが、気を付けておきたいことは、当日の主役は新郎新婦です。新婦こそ、その日純白のドレスなどでもっとも輝いていることを思ったら、白を着ることは避けましょう。

 

では、どのような装いがシックなのでしょうか?


1.自分に似合っていること。
2.着慣れていること。
3.適度に流行を取り入れていること

 

この3つの美意識で装いを磨いていくと、フォーマルな場でも安心して当日を迎えることができるでしょう。

 

さらに、教養の有無を問われる2つのポイント

 

1.上質な生地であること
2.丁寧な縫製であること。

などもおさえておきましょう。ですが、これは高級な服装を着るということではまったくありません。

 

◆「首の美しさを引き立てる襟ぐり」

◆「全身のバランスを洗練してくれる丈の長さ」

◆「食事をする姿をすっきり見せてくれる袖」を意識します。

これらは、自分を最高に美しくするためのことでもあるのです。

 

装いは、自分の品性を表すだけでなく、「人への敬意をもあらわす」とても重要な自己表現方法であることを、ぜひ、心にとどめておきましょう。

 

 

 

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  • 10/9 9:00
  • OTONA SALONE

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