相葉雅紀が太鼓判を押す韓国家庭料理は、実は知る人ぞ知るジャニーズ御用達店!

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第87回 「梁の家」

 アイドルだって飯を食う。今回も男性アイドルを取り上げる。となると、察しもつくだろう。嵐の相葉雅紀だ。時流に乗るのはマスコミの性。先月28日に嵐の櫻井翔と相葉雅紀が揃って結婚を発表した衝撃は、やはり計り知れなかった。雅紀のお相手は「交際期間が約10年の年上女性で、かつて芸能活動をしていた時期もある」そう。だが、櫻井の婚約者のように大学で同期などの詳細情報は一切出ていない。

■実家は千葉市幕張にある予約必至の中華店

 また、相葉には櫻井ほども行きつけ情報がない。焼肉が好物らしく、店にも時々一人で行くほど好きなようだ。それから、唐揚げにチンジャオロースに餃子も好物。餃子は実家から送ってもらうのだとか。

 というのも道理で、相葉の実家は千葉市幕張にある、予約必至の中華店「チャイナハウス 桂花楼」。

 ファンが連日、大挙して押しかけ聖地化しているから混むのだが、以前近所に取材目的があって、前日に問い合わせると、予約も1~2週間前からでないと難しいと言われて驚いた。おそらく電話を取ったのは母の相葉美千代さんだろう。とても丁寧な応対だった。実家を継ぐのは弟とのこと。そして、店自慢の餃子は通販でも買える。

■イケメンたちが集まるお店

 だったら、その餃子の紹介で事足りるではないか。いや、それではこのコーナー名も「アイドルお取り寄せ」になってしまう。あくまで相葉が痕跡を残した店を辿りたい。となると、彼の焼肉歴を洗うことになる。ファンのブログなどでもその辺りは明らかで、池ノ上の焼肉「韓てら-KANTERA-」「梁(ヤン)の家 新大久保店」「韓国焼肉 喜福世(きっぽよ) 恵比寿店」などの名が挙がる。

「韓てら」は松本潤の行きつけとして有名。「喜福世」も滝沢秀明の行きつけとして知られ、いずれにしろ相葉はあくまで連れてこられる立場。しかし、「梁の家」は少し事情が違う。嵐のメンバーだと相葉の他、大野智も行きつけにしているとの書き込みがあった。他にも関ジャニ∞の安田章大や生田斗真などが通ったとか。

■店内には有名人の色紙がいっぱい

 2000年オープンの韓国家庭料理のこの名店を、ぼくは当時から取材している。すでに予約困難店として名を馳せていた。ぼくはその直前や直後にソウルや釜山に行っており、韓国料理に俄然明るくなっていた。オーナーとは即意気投合し、しばらくして電話で取材を頼まれ、何かにかこつけて再訪し、以来ちょくちょくプライベートでも使わせてもらった。

 オーナーは有名人の来訪を殊のほか喜ぶ。だから、店内には色紙が貼り巡らされ、雑誌やテレビ番組で取材されるのも大歓迎だった。しかし、初代オーナーが16年に亡くなったとは露知らず。実は同じ年に親戚一同を案内して以降、同店とはご無沙汰なのだ。5~6人で集まらないと、豊富なメニューを堪能できない。そんな機会がコロナ前から激減していた。その後、まだ20代前半の息子が大学に通いながら、姉とともに店を継いだという。

■本当の韓国の家庭の味

 オーナーは店の料理を「本当の韓国の家庭の味」と呼んで憚らなかった。母親を東京に呼び寄せる前は、しょっちゅう帰国して「料理を直伝で習っている」と語っていた。

 この店で楽しめるのは文字通り、梁家の味なのだ。その家庭的雰囲気に芸能人、特に一人暮らしの男性タレントが惹かれるのも不思議ではない。だから、相葉はじめ上記のイケメン連の溜まり場ともなるのだ。

 しかも、相葉は地元でも評判の飲食店の生まれ。舌が肥えているのだ。そのお眼鏡に叶えば、名店と言って差し支えないと思う。高級焼肉はいざ知らず、ぼくも韓国家庭料理には目がないのだが、「梁の家」の料理は総じてジェントルで、誰にでも奨められる。

 とりわけ名物は海鮮チヂミ。イカや貝といった具が細かく刻まれ、みっちり詰まっており、つなぎの量が極端に少ない。したがって一口食せば、ホロホロと口の中で解ける。

 マッコリやソジュ(焼酎)を流し込むと、見事なマリアージュが生まれる。ポッサム(白菜に茹でた豚肉とキムチを巻いて食べる)の肉の具合も素晴らしい。

 ぼくは格別、相葉のファンでもなかったが、彼もこの店を評価しているのかと思うと、俄然シンパシーを感じてしまった。そして、我々を繋いでくれた先代マスターにも感謝を捧げたい。

(取材・文=鈴木隆祐)

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  • 10/9 10:00
  • 日刊大衆

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