楽天の改悪が止まらない...次はポイント付与対象が「税抜」に

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今年に入って楽天関連の"改悪"が増えています。大きいところでは、楽天カードのサービス変更です。

年会費2200円の楽天ゴールドカードでは、楽天市場でのポイント5倍が終了。年会費無料の楽天カードと同じ3倍になってしまいました。

同じく楽天カードで、公共料金や税金などの支払い時には今まで1%の楽天ポイントを獲得できていましたが、0.2%に大幅ダウン。電気・ガス・水道で月3万円利用していた場合、従来は300ポイントですが、現在は60ポイントです。年間では3600ポイントが720ポイントになるため、3000ポイント弱も減ることになります。

意外と大きい「税抜」変更

来年4月以降の改悪は、ポイント付与対象が変わることです。

現在、楽天市場などでポイントを獲得する場合、100円(税込)につき1ポイントとなっています。来年4月以降は100円(税抜)につき1ポイントです。

違いは、税込と税抜。現在の消費税は基本的に10%ですので、10%で計算してみましょう。

例えば、3万3000円(税込)の商品を楽天市場で買った場合、現在は330ポイントの獲得です。来年4月以降は3万円(税抜)に対してのポイント付与のため300ポイントの獲得です。

30ポイントの差ですが、楽天市場ではSPU(スーパーポイントアッププログラム)や、0と5のつく日、毎月1日や18日、買い回りなどポイントが○倍になるケースが多いです。ポイント○倍の元になるポイント数が30ポイント変わると、10倍となった場合は300ポイントの差になります。

今回の税込⇒税抜の変更は意外と大きいのです。

ただし、税抜価格に対するポイント付与が珍しいと言うわけではありません。例えば、ツルハドラッグのツルハポイントカードと楽天ポイントカードローソンでのPontaカード・dポイントカード、ウエルシアでのTポイントなどは、税抜価格に対してのポイント付与です。

一方、ファミリーマートのTカード、dポイントカード、楽天ポイントカードの場合は税込価格に対してのポイント付与となり、税抜・税込の影響で、ローソン(16時までに購入する場合)と、ファミリーマートで同じ商品を購入しても、ポイント数に違いが出てくることもあります。

決済は税込が一般的

なお、クレジットカードや電子マネーでの買い物で貯まるポイントは、基本的に税込価格に対してのポイント付与になります。

ポイントカードはどの商品を購入したのかがわかります。どの商品を購入したかがわかるため、軽減税率で8%なのか、非課税商品なのかも判断可能で、税抜価格に対してポイント付与ができます。一方、決済事業者には合計金額が上がってくるため、合計金額に対してのポイント付与が基本となります。

ただし、タカシマヤカードやnanacoのように、自社やグループで決済した場合は税抜価格につきポイント付与、それ以外の店舗で決済した場合は税込価格に対するポイント付与という事もあります。

今回の楽天の変更も同じように、来年4月以降、楽天市場などでは税抜価格に対してのポイント付与、楽天カードについては来年4月以降も税込価格に対してのポイント付与です。

実は、各企業のポイント付与ページには「100円(税抜)につき1ポイント」「200円(税込)につき1ポイント」など税込・税抜について詳しく書かれています。時間のあるときに確認してみてください。

菊地崇仁

ポイント交換案内サイト「ポイント探検倶楽部」を運営する株式会社ポイ探の代表取締役。さまざまなポイントやカード情報に精通し、テレビや雑誌等で活躍中。著書に『新かんたんポイント&カード生活』(自由国民社)等がある。

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