大阪で「お好み焼き」を食べるなら、やっぱり老舗の『きじ』! 愛され続ける理由とは?

 甘辛いソースが熱々の鉄板の上でジュージューと音を立てるお好み焼きは、安くて美味しい食べ物がいっぱいの大阪グルメの顔ともいえる存在です。

 そんな「お好み焼き」で大阪を代表するお店が、梅田にある老舗『きじ』。今も昔も変わらず大阪人から人気を集めるお店で、定番のお好み焼きを食べてきました。

『きじ』があるのは、梅田の新梅田食道街。大阪の中でもグランフロント大阪など、オシャレなスポットが集中している梅田にあって、昭和の雰囲気がそのままに残っているエリアです。

 場末な雰囲気の通りを進んでいくと、お目当てのお店を発見。入口先の階段を上るとお店があるのですが、鉄板を兼ねたカウンター席一つと、鉄板付きテーブル席が4つだけの小さな作りとなっています。

 お店のある新梅田食道街はJRの高架下で天井も低く、電車が通る度にガタゴトと音が響く、まるで隠れ家のような雰囲気がまたいいんです。店内は常にお客さんが途切れず、人気の高さが伺えます。

何度でも食べたくなる、正統派の美味しさがここにある

 早速、スタンダードなお好み焼きと、「きじ」名物のモダン焼も一緒に注文しました。今回はカウンター席に座れたので、目の前で焼かれるお好み焼きの様子がパフォーマンス的に楽しめます。

 まずは豚玉から。コテを使って一口大に切っていただきます。一口食べて初めに感じるのは、カリッカリに焼かれた豚バラの香ばしさ。余分な脂の抜けたお肉の食感がフワフワの生地と、抜群のコントラストになっています。

 お好み焼きにかかっているオリジナルのソースは、スタンダードな甘辛タイプ。生地にはシソが入っていて風味のアクセントとなっていますが、決して派手さはなく、シンプルに美味しい。お好み焼きを普段から食べなれている大阪人にも観光の人も、納得の正統派の味わいですよ。

他とは違う! 「モダン焼」は食べてもらいたいオススメの一枚

『きじ』の名物といえば、こちらの「モダン焼」。モダン焼といえば、お好み焼きの下に焼きそばが敷いてあるのが普通ですが、こちらでは溶き卵に焼きそばをとじて焼き上げた、焼きそば入りのオムレツのような雰囲気です。

 オムそばともモダン焼とも違った、フワッとしていながらしっかりと固められた独特の食感。一見するとどこにでもありそうなイメージですが、初めて食べる食感で、焼きそばの新しい食べ方といった感じを受けました。お好み焼きだけじゃなく、ほかの料理も食べたい時のサイドメニューにピッタリです。

牛すじ肉が入った「すじ玉」も人気!

 ほかに人気のお好み焼きが、こちらの「すじ玉」。お好み焼きのトッピングの定番・牛すじ肉は、甘辛く煮込んで使うのが多いなか、『きじ』ではボイルされた状態の薄切りの牛すじを使用。万能ねぎと共にたっぷりとトッピングされます。一口食べてみると、牛すじ独自のコクと風味をダイレクトに感じられる一枚で絶品でした。

『きじ』のお好み焼きはそんなに大きくないので、一人で2枚食べてもOK。2人で来たら、お好み焼きをそれぞれ1枚頼み、もんじゃ焼きをシェアすれば、ちょうどいいくらいだと思います。派手さはないけれど、本当に美味しい料理が好きな大阪人に長年愛されている名店の味わいでした。

(撮影・文◎けいたろう)

●SHOP DATA

きじ 本店

住:大阪府大阪市北区角田町9-20 新梅田食道街 2F
TEL:06-6361-5804
営:11:30~21:30(L.O.)
休:日曜
https://fushimi-sakagura-kouji.com/

●著者プロフィール

けいたろう
旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。

画像をもっと見る

関連リンク

  • 10/9 10:50
  • 食楽web

スポンサーリンク

記事の無断転載を禁じます