フードロス削減のヒントに…ゴミを出さない“ゼロ・ウェイスト”を掲げるスーパーマーケット「斗々屋」の取り組みとは?

吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。10月2日(土)の放送では、京都にあるスーパーマーケット「斗々屋(ととや)」広報担当のノイハウス萌菜(もな)さんに、ゴミを出さない「ゼロ・ウェイスト」の取り組みについてお話を伺いました。

“ゼロ・ウェイスト”を掲げる「斗々屋」

まだ食べられるもののうち、廃棄されている年間量は、日本では1人当たりお茶碗1杯分が毎日捨てられている換算になります。

どうすれば減らせるのか。ヒントになりそうなスーパーマーケットが、京都市上京区に誕生しました。

名前は、「斗々屋」。掲げているメッセージは、ゴミを出さない“ゼロ・ウェイスト”です。

店内に並ぶ色とりどりの野菜

扱っているのは、野菜や果物、小麦粉にパスタ、調味料、日用品など700種類以上。

容器を持ち込み、量り売りで買えるため、余計な包装材なども使われることがありません。

量り売りで余計な包装材を削減

さらに、レストランも併設。

鮮度が落ちた野菜を、夕方になるとその場で加工して食事を提供するだけでなく、調理の際にどうしても出てしまう野菜の皮やヘタは、出汁として活用。

そして、最後は堆肥として土に戻すという徹底した取り組みをおこなっています。

レストランも併設

「やっぱり食や買い物って、日々するものですよね。そのときにどういう選択をするかって、今後、どのような商品やお店を未来へ残したいかという“投票”』のようなものだと思うんです」と萌菜さん。

「例えば、環境問題に関心がなかったとしても、必要な分だけ買えるから結局は安上がりだったとか、ちょっと試したい食材があるから少しだけ買ってみるなど、ご自身のライフスタイルに合う形で、1回量り売りを試していただけるとうれしいです。そこから始まる豊かさなどを感じていただけると思います」

“量り売り”の買い物で食や暮らしを豊かに

食品や生活用品を個包装せずに販売する“量り売り”での買い物を通して、これからの食や暮らしを変えていく。

10月は、「食品ロス削減月間」です。この機会に楽しみながら、“ゼロ・ウェイスト”を考えてみませんか?

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聴取期限 2021年10月10日(日)AM 4:59 まで

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<番組概要>

番組名:DUNLOP presents みらい図鑑

放送日時:毎週土曜13:55~14:00

パーソナリティ:吉田美穂

番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/miraizukan/

2021/10/9 11:00

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