2100万円以上を費やし、胸や性器までそっくりに整形を続ける双子姉妹(英)

25歳の双子デイジーさん(Daisy)とドリーさん(Dolly)は今から7年前、18歳の時に初めて整形をした。きっかけは学校でのいじめで、お互いに整形をして外見を似せ、サポートし合うことで安心感を得たかったという。

番組でドリーさんは「最初の整形は、唇をふっくらさせるリップ・フィラーだったわ。医師には『2人とも同じ結果になるようにして欲しい』って頼み込んだのよ」と当時を振り返ると、デイジーさんがこう続けた。

「フィラーでボリュームのある唇を手に入れることできた私たちはとても満足したの。そしてすぐ、次の整形についてのプランを立て始めたのよ。」

こうして2人が次に受けたのは豊胸手術で、これが上手くいくと鼻の整形を行った。唇、胸、鼻の施術は全て同じ日に行われたが、その後ドリーさんはデイジーさんより一足早く「陰唇形成術」を受け、女性器の形をよりバランス良く小さくしたという。

実はデイジーさんの陰唇形成術が遅れているのはパンデミックの影響だそうで、デイジーさんが「手術を受けたくても受けられないの」と述べると、司会者のフィリップ・スコフィールド氏が「外見を同じにしたいのでしょう? ではなぜそんなところを手術するの?」と尋ねた。

するとデイジーさんは「もちろん、全く同じになる必要はないのよ」と回答し、こう続けた。

「整形前の私たちはいつも不安だったの。整形によって理想の自分に近づいて自信がついたし、2人で支え合って同じように変わっていくことで安心感を得ることができたの。」

2人がこれまで整形に費やしたのは総額約2130万円(14万ポンド)に上るが、デイジーさんは「私たちは似ているけど、骨格が違うから全く同じになるのは不可能なの。ただできるだけ努力はするわ」と言い、今後の整形の予定について次のように明かした。

「私は胸をもっと大きくしたいの。ドリーは私よりももっと過激で、次はブラジリアン・バット・リフト(豊尻、以下BBL)に挑戦したいと言っているわ。ただBBLは危険だし、最高の医師にかかっても死の危険があるから、私は分からないわね。」

姉妹は以前、ストリッパーとして働いていたもののコロナ禍で職を失い、現在はサブスクリプション型SNS「OnlyFans(オンリーファンズ)」に動画や写真を投稿し、毎月約152万円(1万ポンド)を稼ぎ出す。親からの援助は一切受けておらず、整形の費用も自分たちで賄っている。

なお番組には母クリスティーナさん(Christina)も出演しており、娘たちの整形や仕事に対する複雑な心境をこう語った。

「2人が整形前の自分たちに満足していなかったことは悲しいことね。娘たちには幸せで健康でいて欲しいと思っているけど、もう25歳ですものね。私はアドバイスならできるけど、娘たちがやりたいことを止めることはできないわ。若い人たちは特に『ボトックスやフィラーなどで簡単に顔が変えられる』などと思っているようだけど、それは危険なことだし私はとても心配しているの。」

そんなクリスティーナさんの言葉に賛同するかのように、この姉妹には視聴者から「手術をする前のほうが可愛かったのに」「なぜメスを入れたの?」「これは整形の失敗例では? 一卵性の双子のようになりたいのでしょうけど、全く似ていないと思う」「お金の無駄」「整形外科医が欲しいのは金。この2人の精神的なケアをしていないと思う。恥を知れ」「整形をすると個性を失ってみんな同じ顔に見える」「もうここで終わりにするか、医者を変えたほうがいい」「精神の病気」といったコメントがあがった。

ちなみに昨年には中国で、14歳から100回以上整形を繰り返した30歳の女性が、美容整形外科の顔としてポスターに登場したことが話題となった。この女性は現在、中国のティーンの憧れであり業界のスター的存在だという。

画像は『The Sun 2021年10月4日付「‘TOO FAR’ This Morning twins shock viewers as they spend £140k to look alike including designer vaginas」(Credit: itv)』『The Mirror 2021年10月4日付「This Morning fans stunned as twins spend £140k to look alike - including designer vaginas」(Image: Ken McKay/ITV/REX/Shutterstock)』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 A.C.)

2021/10/9 4:00

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