奇妙な髪型「サークル・ヘア」で注目の男性、笑いを誘うも全てはがん治療の子供達の為(英)

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英ウェールズ、カーディフ在住のステュ・ターナーさん(Stu Turner、36)の奇抜なヘアスタイルが、今月5日に地元メディア『WalesOnline』で紹介され話題となっている。ステュさんは今月に入って地元のヘアサロンで1時間ほど髪をカットして整えた。

ステュさんはパンデミックの間の約18か月間、髪を一度も切らずに伸ばしっぱなしにしていたそうだ。しかし彼がヘアサロンにリクエストしたヘアスタイルは、髪とあご髭をリング状につなげた想像を絶する奇抜なものだった。一部でこのヘアスタイルを「サークル・ヘア」と呼んでいるようだが、地元では「リング・ヘッド」と呼ばれ彼のヘアスタイルは多くの注目を集めた。

ステュさんのヘアスタイルはユニークなものとして捉えられるなか、一部では彼のヘアスタイルを新しい流行りのヘアスタイルをしていると思った人もいたようだ。しかし、このヘアスタイルにはステュさんのある思いが込められていた。実はステュさんは、がん治療を受けている患者や子供達を支援する団体、「The Little Princess Trust」と「Cancer Research UK」に、自分の長く伸ばした髪をヘアドネーションしていたのだ。

また、それだけでなく、英国内の慈善団体の資金調達を支援するウェブサイト『Virgin Money Giving』で、寄付のために資金を募っていた。ところが彼は一風変わった方法で募金を呼びかけたことで1357ポンド(約20万5300円)もの資金を調達することに成功した。

その方法とは、募金した人はステュさんに試してほしいヘアスタイルと髭のスタイルをコメント欄でリクエストできるというものだった。そしてステュさんはヘアドネーションのヘアカットの際に、最も金額が集まったヘアスタイルにするという条件を設けた。コメント欄にはモヒカンやパイナップルヘアといった様々な提案が寄せられたが、最も金額が寄せられたのがサークル・ヘアで316.25ポンド(約4万7900円)だった。

これによりステュさんはヘアドネーションの他に1357ポンドを寄付することに成功した。そんな彼は1週間だけサークル・ヘアで過ごすつもりだったようだが、あまりにも人気を集めることとなったため、しばらくこのヘアスタイルのままでいるそうだ。そして今回の件についてこのように語っている。

「先日街へ出かけたんですが、私のヘアスタイルは本当にウケが良かったんです。また私は多くの人から尊敬されるようになったんですが、これに関しては予想もしていませんでした。一番面白いと思ったのは一部の人がこれを寄付や賭けに負けたとかじゃなくて、私がZ世代のトレンディーな新しいヘアスタイルをしていると思っていたということです。」

「今は街を歩くときにフェイスマスクをつけられることに感謝しています。しかし、もし皆さんがこんなことに挑戦するのであれば人の視線に慣れる必要があると思います。良い行いを達成するために馬鹿になりきった時にはそれも必要なことだと言えます。」

実はステュさんは、2018年にも長く伸ばした髪をヘアドネーションしている。その時のヘアスタイルは“若はげ”として知られる元英プロサッカー選手のボビー・チャールトンがしていた“バーコードヘア”にカットしてもらっている。

画像は『The Mirror 2021年10月6日付「Man shaves off hair but leaves ring around head - and gets mistaken for hipster」(Image: MEDIA WALES)(Image: WalesOnline/ Rob Browne)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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