フェンシング男子エペ団体金メダリスト・見延和靖 モットーは「失敗の怖さよりも、未知のワクワク感を求める」

きゃりーぱみゅぱみゅがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「CHINTAI presents きゃりーぱみゅぱみゅ Chapter #0 ~Touch Your Heart~」。この番組では、きゃりーが自身の趣味や興味のあることについて語ったり、いま輝いているゲストをお迎えしながら、さまざまなエピソードを1冊の本に見立て、紐解いていきます。9月26日(日)、10月3日(日)の放送では、東京2020オリンピックのフェンシング男子エペ団体金メダリスト・見延和靖(みのべ・かずやす)選手をゲストに迎え、お届けしました。


(左から)見延和靖さん、きゃりーぱみゅぱみゅ



見延選手がスタジオに持参してきてくれた金メダルを目の前に、きゃりーは「初めて見ました~! 生で見ると美しいな~!」と声を弾ませ大興奮。番組初となるアスリートのゲストに胸を躍らせながら、見延選手の競技人生を紐解いていきます。

★Chapter#01「父からの薦め」
見延選手がフェンシングを始めたのは、高校生のとき。それまでは、小学生の6年間は空手、中学生時代には3年間バレーボールをしていました。

これまでの競技とはまったく異なるフェンシングを始めたきっかけは、「父親から薦められたから」。オリンピックに出場するレベルの選手のなかではかなり遅いスタートで、そもそも「オリンピックに出場したいから始めたわけではなくて、(スポーツ推薦で)大学に進学することが目標だった」と言います。

フェンシング経験のある父親から「近くの高校にとても優秀な指導者がいるので、そこで3年間やってみたらどうだ?」と薦められ、体験入部で初めて競技に触れたところ「すごく楽しくて、自分の性格とマッチする部分もあって、フェンシングなら楽しんで3年間頑張れそうだと思った」と競技との出会いを振り返ります。

フェンシング部がない学校もあり、メジャースポーツほど競技に接する機会はないものの、「ぜひ、みんなにやってほしいですね。やるとめちゃめちゃ楽しいんですよ!」と語りました。

★Chapter#02「イタリアへの武者修行」
見延選手は「エペ」種目の選手。日本でメジャーなのは、太田雄貴さんが銀メダルを獲得した種目でもある「フルーレ」です。

海外から優秀な指導者を招へいするなどして、いまでこそ日本の「エペ」のレベルは上がってきているものの、「ひと昔前は(エペの)練習環境が日本にはあまりなかった」と見延選手。

対人競技のため、レベルアップするにはどうしても練習相手が必要だと痛感した見延選手は、「エペ」だけに打ち込める環境を求め、単身でイタリアに渡りました。

フェンシング用語がすべてフランス語であるように、フェンシングの発祥はフランスだと言われています。そんな背景もあってかヨーロッパ圏はフェンシングが非常に強く、そのなかでも「イタリアのフェンシングは、攻撃的でアグレッシブ。前へ前へと攻めていくスタイルが自分とマッチしていて、学びが多いと思った」と武者修行先を決めた理由を明かしてくれました。

2020年から五輪開催延期となった1年間は「練習量も50%以下に下がってしまい、なによりも1年先に本当に開催されるのかという不安もあった。僕たちは目標に向かって(コンディション調整などを)やっていくので、“なんのためにやっているんだろう”と深く考えましたし、いま思い返しても、苦しくてつらい1年間だった」と当時の胸中を吐露。

しかし、まわりからの温かい励ましや応援の声に「もう1回、目標を見失うことなく“チームで頑張ろう!”と思えた」と振り返ります。そして、次なる目標として、2024年に開催を控えるパリオリンピックを挙げつつも「それはあくまでも通過点。史上最強のフェンサーになることが僕の最大の目標」と力を込めました。


見延和靖さん



★Chapter#0 Library★
新しい一歩を踏み出したいときに背中を押してくれるおすすめ作品を伺うコーナーで、見延選手がセレクトしたのは、板垣恵介さんによる漫画「グラップラー刃牙」(秋田書店)。

地下闘技場の最年少チャンピオン範馬刃牙と、刃牙の父で地上最強の生物と謳われる範馬勇次郎を中心に、さまざまな格闘家との闘いが織り成す長編格闘漫画です。

きゃりーが、刃牙のようにバキバキに鍛えた見延選手の上半身写真に驚くと「僕のやっているエペという種目は、決闘なんです。突くだけでなくコンタクトでぶつかり合うこともある。2mを超える選手ともやり合わないといけないですし、力負けするところをどれだけ抑えられるか。(自分の体は)必要最低限の肉体かなと思いますけど(苦笑)」と謙遜していました。

そんな見延選手が新たな一歩を踏み出すときに大切にしていることは、「失敗の怖さよりも、未知のワクワク感を求める」。新しいことに踏み出すときは「1歩目がすごくエネルギーがいる。できない理由を探そうと思えばいくらでも見つかるけど、いざ1歩目を踏み出すと意外と2歩目、3歩目……と簡単に歩き出せると思う。軸を大切にしつつも、(高みを目指して)変化することのワクワクさのほうをより大切にしている」と語ります。

*    *   *

2週にわたる見延選手とのトークを振り返り、きゃりーは「ストイックな姿とたくさんの考えや気持ちをたくさん聞けて、エネルギーをもらえました。初めて“やりたい”と思うことに対して“できない”と理由をつけてやらないことはいくらでもできるけど、やっぱり私も勇気を出して前に進みたいと思わせていただきました!」と話していました。


----------------------------------------------------
▶▶この日の放送内容を「radikoタイムフリー」でチェック!
聴取期限 2021年10月11日(月) AM 4:59 まで
スマートフォンは「radiko」アプリ(無料)が必要です。⇒詳しくはコチラ
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
----------------------------------------------------

<番組概要>
番組名:CHINTAI presents きゃりーぱみゅぱみゅ Chapter #0 ~Touch Your Heart~
放送日時:毎週日曜 12:30~12:55
パーソナリティ:きゃりーぱみゅぱみゅ
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/heart/

画像をもっと見る

関連リンク

  • 10/7 19:30
  • TOKYO FM+

スポンサーリンク

記事の無断転載を禁じます