ダイソー「洗えるキッチンタオル」が買い!ちょっとやそっとじゃ破れない
洗った食器をすぐにまた使いたいときや、野菜、豆腐の水気を切りたいとき。キッチンや流しのまわりをササッと拭きたいときなどに役立つのが、キッチンペーパー。
サッと取り出して、使用後はゴミ箱へポイッとするのが一般的ですよね。なぜなら、一度使ったものはビシャビシャ、ボロボロになってしまうから。だけど、これってちょっともったいないというか……。そんなことを考えていたら、ダイソーで洗って繰り返し使えるキッチンタオルなるものを発見しました!
でもこれって、本当に破けたりしないのでしょうか……?
◆大判で丈夫、ダイソーの「洗えるキッチンタオル」
100円ショップ・ダイソーで見つけた「洗えるキッチンタオル 60枚」(220円/税込)。
用途は、食器拭きや台ふきん、水まわりの掃除と一般的なキッチンペーパーと同じなのですが、なんでも洗って2~3回程度使えるそうなのです。
キッチンペーパーといったら、一度の使用で、もうこれ以上水分を吸えませんというくらいにビシャビシャな状態になったり、破けてボロボロになったりしますから、この“洗える”というところと、“繰り返し使える”というところはなかなか画期的なのではないでしょうか。
……がしかし、言ってもキッチンペーパーですから。と、まだ少し疑念を抱いている筆者。
それでは、どのような商品なのか見ていきましょう。
◆いつも使ってるキッチンペーパーと比べてみた
どうでしょうか。
パッと見た感じでは、普段使用しているキッチンペーパーよりも大判(275mm×240mm)という以外に大きな違いはありません。
ですが、触れてみると、キッチンペーパーのほうがやや厚みが感じられて凹凸感もあるのに対し、「洗えるキッチンタオル」は薄めでフラット。
どちらかと言ったら、キッチンペーパーのほうが吸水力があって、繰り返し使うことができそうな印象。
そこで素材をチェックしてみると、一般的なキッチンペーパーはパルプ100%の紙。「洗えるキッチンタオル」はパルプとポリプロピレンが使われていることで、強度が高くなっているようです。なんだか少し、「洗えるキッチンタオル」が頼もしく感じられるようになってきました。
それでは早速、使ってみましょう!
◆すぐにへたらないキッチンタオルがかなり使える
まずは、洗ったあとの食器の水分を拭き取ってみたいと思います。
「洗えるキッチンタオル」を1枚ミシン目に沿って切り……アレ、切り離したいのですが、もうここから違う!
強度があるからか、「こんなに引っ張ってしまっても、大丈夫なの?」というくらい結構な力を入れないと切り離せません。
ググーッと、力を入れて。
はい、切り離した「洗えるキッチンタオル」はもちろん無事です。
では、1枚目を。おお、これはまだまだイケますね。湿ってはいるけれど、へたることもなく余裕。
そのまま、2枚目、3枚目の食器も拭いてみましたが、問題なし。それでも、そろそろ水っぽさが気になりはじめてきたので、絞ったほうがよさそうです。
◆水ですすいで絞ってもやぶれない!
水ですすいだあとにギューッときつく絞ってみました。
正直、ここで破けるかと思いましたが、開いてみるとこのとおり。すごくないですか?
せっかくなので、シンクのまわりやテーブルも拭いてしまえ!
いやいや、これだけ使い倒してもまだほころびや毛羽立ちひとつできていないだなんて、優秀すぎます。エコです。これが、いつものキッチンペーパーだったとしたら、すでに5~6枚は使っているでしょう。
◆いつものキッチンペーパーはお皿1枚でクタクタ
ちなみに、いつものキッチンペーパーの場合。1枚目の皿拭きで、水分たっぷり破れる寸前。
かろうじて絞ることはできましたが、そのあとはクシャクシャで使用困難でした。
◆買って大正解だった!
こうしてみると、「洗えるキッチンタオル」は思っていたよりもはるかに“買ってよかった感”が高めです。ここまで使ったのだからと、捨てるときの罪悪感もだいぶ薄れました。
ただ、使用上の注意にも書かれているように、衛生面への配慮は必要ですから、そのあたりには十分注意して使っていきたいと思いました。
品切れしている店舗も多いようなので、見つけたら買いかもしれませんよ。
<文/高木沙織>
【高木沙織】
美容ライター/ヨガインストラクター/ビューティーフードアドバイザー/スーパーフードマイスター。多角的に美容・健康をサポートする活動を行っている。過去には『AneCan』『Oggi』の読者モデル、ファッションモデル、ナレーター等も経験。Instagram:@saori_takagi