アダム・ドライバー、初参加リドリー・スコット作品で新境地『最後の決闘裁判』

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フランス史上最後の“決闘裁判”を、黒澤明監督『羅生門』のように3者の視点で描く『最後の決闘裁判』。本作で、リドリー・スコット監督作に初参加したアダム・ドライバーは中世の世界観で新境地に臨み、アクションの面でも演技でもマット・デイモンとの全面対決に挑んでいる。




『スター・ウォーズ』シリーズでのカイロ・レン役をはじめ、『ブラック・クランズマン』『マリッジ・ストーリー』ではアカデミー賞にノミネート、『デッド・ドント・ダイ』ほか近年立て続けに話題作・人気作に出演し続けるアダム・ドライバー。主演を張ってもよし、作品を引き締める助演もよし、コメディからヒューマンドラマ、アクションもこなす、いま最も映画界を賑わせる旬な俳優として人気を集めている。作品ごとに違う印象を抱かせ、独特の存在感を放つ彼の魅力にハマる映画ファンは後を絶たない。

そんなアダムが本作で演じるのは、14世紀フランスを生きた実在の人物、従騎士のジャック・ル・グリ。マット・デイモン演じる騎士ジャン・ド・カルージュの旧友でありながら、ジョディ・カマー演じるカルージュの妻マルグリットに暴行したと嫌疑をかけられ、カルージュと命をかけた決闘裁判に挑むことになる。

肩まで伸びた長い髪と髭を蓄え、青と赤の対照的なカラーが目を引く甲冑姿のアダム演じるル・グリとマット演じるカルージュの姿を捉えた画像では、命をかけた決闘に挑む直前の瞬間を捉えており、初共演となった2人が、劇中、圧巻のアクションはもちろん、演技の上でも全面対決を繰り広げていることを予感させる1枚となっている。

これまでにも、多彩な表情と唯一無二の存在感で人々を魅了してきたが、本作では、その演技だけではなく、中世を舞台とした衣装を着こなし、荘厳な甲冑姿も絵になっており、『グラディエーター』『ロビン・フッド』『キングダム・オブ・ヘブン』など、数々の歴史大作を手掛けてきたリドリー・スコット監督の描く14世紀フランスの舞台に挑戦した。

先日行われたヴェネチア国際映画祭では、会見に出席したマット、ベン、ジョディ、スコット監督やマットとベンと共に脚本を手掛けたニコール・ホロフセナーが、アダムの演じるキャラクターによるあるシーンについて、白熱した議論を交わしたばかり。3人の視点で一つの出来事を三度描く『羅生門』的手法を用いた本作の中で、アダムが演じたキャラクターは、彼らが思わず熱い議論を交わしたくなるほど奥深いものとなっており、アダム自身がその都度、繊細で絶妙な演技を披露していることの証ともいえる。

アダムは本作以降も、スコット監督と再びタッグを組んだレディー・ガガ共演『ハウス・オブ・グッチ』や、レオス・カラックス監督の『Annette』(原題)など、話題作の公開が控えている。

『最後の決闘裁判』は10月15日(金)より全国にて公開。



(text:cinemacafe.net)


■関連作品:
最後の決闘裁判 2021年10月15日より全国にて公開
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  • 10/6 10:00
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