『ドラゴン桜』で話題沸騰の志田彩良、主演映画にかける想い
◆父が運転するときはいつも母と助手席の取り合いなんです
窪美澄原作・今泉力哉監督で10月15日から公開される映画『かそけきサンカヨウ』で主演を務める志田彩良。本作では彼女が演じる主人公・国木田陽の淡い恋心や再婚する父との関係性が繊細なタッチで描かれていく。
「人と人がちゃんと相手を思い合う、当たり前だけどつい忘れがちな大切な心を思い出させてくれる作品だと思います。私は父が大好きで、父が運転するときはいつも母と助手席の取り合いなんです(笑)。両親がとても仲が良いので、22年間、父のことを嫌だなって思ったことはありません」
そんな彼女、同級生に告白するシーンでは、初々しい演技を披露している。
「あのときは実際、ものすごく緊張しました。私も人生で一度だけ告白したことがあって『今、伝えなければ』と思い、放課後に相手を呼び出して気持ちを打ち明けたんですよね」
◆女優としての活動を支える「意外な食べ物」
女優として成長著しいが、それを支える原動力は意外な食べ物?
「納豆ご飯が大好きで、しっかり白米を食べた後にお代わりして納豆ご飯を一杯食べたりしています。最近は梅しそ納豆や卵醬油の納豆などいろいろな味があるので、それらをよく食べてますね。ネギは風味が強くなっちゃうので入れない派です」
さらに忙しさが増していきそうだが、粘り強く大女優への道を進んでほしい。
【志田彩良】
’99年、神奈川県生まれ。小学校6年生のときにスカウトされ、『ピチレモン』専属モデルとして活動。’14年、短編映画『サルビア』で女優デビュー。最近ではドラマ『ゆるキャン△』シリーズ、『ドラゴン桜』で注目を集める。主演映画『かそけきサンカヨウ』は10月15日(金)より全国ロードショー。出演はほかに井浦新、鈴鹿央士
取材・文/中村裕一 撮影/飯酒盃智明 スタイリング/山本隆司(style3) ヘアメイク/塩山千明
※週刊SPA!10月5日発売号より
【中村裕一】
株式会社ラーニャ代表取締役。ドラマや映画の執筆を行うライター。Twitter⇒@Yuichitter