軽い、ラク、便利な「水筒」の選び方。毎日持ち歩くためのポイントは

 エコの観点からも、季節を問わず水筒やタンブラーを持ち歩くことが定番となりつつある昨今。涼しくなってもきちんと飲み物を持ち歩く習慣をつけておけば、これからの季節、のどの乾燥対策にもなり一石二鳥。

「いざ水筒生活」と思っても、自分の生活にフィットしていないものを選んでしまうと結局持ち歩かなくなってしまうので、ボトル選びは慎重に! そこで今回は、シーン別のおすすめ水筒&タンブラーをご紹介。水筒選びに苦戦している人は参考にしてみてください。(価格はすべて税込です)

◆荷物が重くなるのはイヤ! 軽さ最重視の人へ

⇒たったの110g~!驚くほど軽い「夢重力ボトル」

 外出の時にはできるだけ荷物は軽くしたいもの。重くなるのが嫌で水筒を持ち歩くことを躊躇している方もいるのでは? そんな人におすすめなのが、タイガーの夢重力(むじゅうりょく)ボトルシリーズ「真空断熱ボトル MMP-J021/J031」。

 0.2Lサイズは重さわずか110g、0.3Lでも140gと驚異の軽さを実現しているんです。口当たりの良いなめらかな飲み口も魅力。保温・保冷機能も0.2Lでは6時間後の保温が60度以上/保冷が10度以下、0.3Lは保温68度以上/保冷9度以下と申し分なし。毎日の相棒にぴったりな水筒です。

 上記の型は生産終了品なので値段も手頃。発売当初のメーカー希望小売価格はMMP-J021(0.2L)が4,950円、J031(0.3L)が5,280円でしたが、2021年9月時点でのAmazon価格は、0.2Lが1,489円、0.3Lが1,590円(※編集部調べ)とかなりお手頃。毎日ペットボトル飲料を買っている人なら、1~2週間でモトが取れてしまうかも?

◆毎日のお手入れがラクなものがいい人へ

⇒パーツが少なくて洗いやすい「シームレスせん」

 洗うのが面倒な水筒。1本ならまだしも家族全員分を洗うとなると、そのパーツの多さに全てを投げ出したい気分になってしまいますよね。しかも種類の違う水筒を一気に洗うと、どのパッキンがどの水筒のものなのかがわからなくなってしまうことも……。

 栓とパッキンをひとつにした業界初の「シームレスせん」を採用した象印のワンタッチオープンタイプの水筒、「SM-WA」なら本体を含めてパーツは4つのみ。スクリュータイプの「SM-ZA」においてはなんと本体とフタの2つだけと、洗い物が断然ラク!

 栓とパッキンが一体型になっていることでパッキンの付け忘れによる漏れも防ぐことができます。どちらも容量は0.36L、0.48L、0.6Lの3種類。参考までに2021年10月時点でのAmazon価格(編集部調べ)は、SM-ZA36(0.36L)が1,891円、SM-WA36(0.36L)が2,527円でした。

◆水筒単体で持ち歩くことも多い人へ

⇒ハンドル付きの水筒が便利!

 スポーツの時など、バッグの中にしまわずに手で持ち運ぶことも多い人には、断然ハンドル付きがおすすめ。「ハイドロフラスク 16 oz Wide Mouth」は473mlという暑い時期にも頼りになる容量。口径が広く手入れがしやすいこともあり、同ブランドの数あるラインナップの中でも特に人気を集めています。

 ステンレスが二重になった真空断熱構造で、保冷24時間・保温6時間が可能。キャップには自然の機能美であるハチの巣と同一のハニカム断熱構造を採用。内部の温度を保つことで氷のような冷たさや湯気が昇る熱さを長時間キープできます。

◆車やベビーカーのハンドルを持ちつつ“片手で”飲みたい人へ

⇒ストロー付きでドリンクホルダーに入るものを!

 コーヒーショップやコンビニのコーヒーをテイクアウトしても、通常の容器ではすぐにぬるくなってしまいますよね。

 そんな場合におすすめなのが、「スタンレー 真空スリムクエンチャー 0.47L」。ストロー付きで、運転中でも首を傾けずに飲むことができます。ベビーカーを使用している人でも、子どもから目線を外さないまま片手で飲むことができます。

 フタは3WAY仕様になっていて、ストロー飲みの他に直飲みもOK。上蓋の黒いロゴ部分を回転させると飲み口を開閉することもできます(密閉はできません)。

 口径が広く洗うのもラクで、さらに嬉しいのが食洗器の使用も可能だということ。グリーン、マットブラック、ホワイト、クリーム、ミントグリーン、ピーチピンクとカラー展開が豊富なのも◎。

◆散歩やちょっとした外出にも水分を持ち歩きたい人へ

→コンパクトでかさばらない、容量少なめのものを!

 近所への外出の時、喉が渇いて少しだけ水分を摂りたい! でも小さいサイズのペットボトルすら飲みきれないから買うのはもったいない……そんな時には「POKETLE(ポケトル)120 S」の出番。30分~1時間の行動範囲の中での使用を想定して開発されたポケットに入るボトルで、120mlという必要最小限の容量&H131×W45mmというコンパクトさが人気のアイテムです。

 オンライン限定デザインのものや、ブランド別注のものなどカラーやデザインが色々あるので、お気に入りの1本を見つけてみて。

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 水筒と一口に言ってもさまざまなタイプがあります。自分のライフスタイルに合ったお気に入りの1本で、あなたの暮らしをアップデートしましょう。

<写真・文/鈴木美奈子>

【鈴木美奈子】

雑誌の読者モデルから2児のママに。現在はライターとして、コスメ・美容、家事コツなどの記事を執筆。

2021/10/6 8:45

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