女性と恋に落ちた妻に理解を示す夫「3人で暮らせば問題ない」(独)

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独ハンブルクに暮らすサスキア・ミカルキさん(Saskia Michalki、28)は、夫マーシンさん(Marcin、34)と結婚して今年で5年になる。この先も夫との生活が続くと思っていたが、ルイ・ミハルスキーさん(Lui Michalski、29)という女性と恋に落ちてしまった。そして昨年から、3人での結婚生活をスタートしている。

サスキアさんとルイさんは、サスキアさんが働くフィットネスジムで2019年に出会い、友人として一緒に過ごす時間が増えていくにつれて恋愛感情が芽生えたという。それをマーシンさんに話したところ、彼は驚くことなく理解を示したそうだ。

サスキアさんは当時のことをこう振り返っている。

「ルイと恋に落ちた時、自分がよく分からなくなってしまいました。新しい誰かを好きになるのはパートナーへの気持ちが薄れた時だとずっと思っていたのに、違ったのです。私はマーシンを愛していたし、彼を失うことは絶対に嫌でした。でもルイへの気持ちが急に湧いてきて、それを否定することができなくなったんです。」

「私たち夫婦は普通のカップルでした。家を建てることや子供を持つことを夢見て、何が起きても私たちはずっと夫婦だと思っていたんです。2016年に結婚式を挙げた頃は、お互いのことしか興味がありませんでしたから。マーシンにルイへの思いを泣きながら話した時も、彼を失いたくないという気持ちでいっぱいでした。でも驚いたことに、彼は微笑みながら『僕が君の気持ちに気づいていたと思わない? たぶん君より先にね。何が問題なの? 2+1=3だよ』と言いました。」

そして5か月間の交際経てサスキアさんとルイさんは“婚約”という形をとり、3人で新しいアパートに引っ越した。

夫妻とルイさんは法的に結婚や同じ苗字を名乗ることもできないが、ソーシャルメディアで3人の関係を公開したところ大きな反響があったという。

サスキアさんはこのように明かした。

「自分たちのことを公にして以来、大きな愛の波が押し寄せてきて、力を与えてくれた、刺激を与えてくれたと感謝されました。最初は批判していたけれど、私たちのことをよく知ったら考えが変わったと言ってくれる人もいます。もちろん『本当の愛であるはずがない』『地獄に落ちる』など憎悪に満ちたコメントもありましたけどね。」

マーシンさんやルイさんも嫉妬深い性格ではないことに助けられているというサスキアさんは、3人での結婚生活についてこう語っている。

「私たちは『愛に限りはない』という信念のもと、ネガティブな気持ちになったらすぐに話し合いをすると約束しています。私たち3人は家族で、チームのように機能しています。マーシンとルイは親友、またはきょうだいのようなもので、2人の間には恋愛感情や性的な関係もありません。私たちは愛を共有するのではなく、みんなで1つの大きなバケツに愛を入れて、それを育んでいくという感じです。2つの関係ではなく、1つの家族、1つのチームであることがとても重要なのです。」

また最近彼らはドイツ語の絵本『Muckdiwupp』を出版しており、そのなかでゲイの親やひとり親、多夫多妻の親など様々なタイプの家族について紹介しているという。

いつか人々が自分たちの関係に寛容になってくれることを願っているサスキアさんは、このように持論を述べた。

「私たちは子供たちが多様な家族の形を知ることがとても重要だと考えています。そうすれば『性的関係や恋愛、結婚は男女間で行うべきもの』と思う子はいなくなるでしょう。愛は限られた資源ではないし、愛にルールを設けることもできません。ゲイであることも、異性愛者であることも、一夫一婦制も多夫多妻制も全てOKなのです。」

「私たちは自分たちの関係の中で人生最大の愛を見つけたと確信しています。だって自分たちを見守り、世話をしてくれる2人のライフパートナーがいるのですから。3人で一緒に年をとり、子供や孫を育て、いつかポーチに座って素晴らしい家族の生活を振り返ることを夢見ています。私たちにはまだ子供がいませんが、子供たちにとっても寛容な世界にしたいと思っています。」

画像は『Metro 2021年10月2日付「Married couple become throuple after wife falls in love with her gym buddy」(Picture: Jam Press/Freie Nutzung)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

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  • 10/5 21:00
  • Techinsight japan

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