『メインストリーム』ジア・コッポラ監督、『ラ・ラ・ランド』仕掛人から「いいね!」のお墨付き

アンドリュー・ガーフィールドとマヤ・ホークが共演し、ジア・コッポラ監督がYouTuberの狂乱を描いた映画『メインストリーム』。この度、ジア監督が本作のプロデューサーを務めた『ラ・ラ・ランド』のフレッド・バーガーについて語るコメントと、印象的な本編映像が解禁された。

フレッド・バーガーは、アカデミー賞6部門受賞作『ラ・ラ・ランド』でプロデューサーを務め、作品を成功に導いた1人。煌びやかで夢と希望に溢れた街L.A.で若者たちが出会って恋をし、ともに夢を追いかける姿を描き大ヒットを収めた『ラ・ラ・ランド』だが、同じくL.A.を舞台に若者たちのSNSの光と闇を描いた青春映画である本作でも、フレッドはその手腕を遺憾なく発揮している。

そんな彼がキャリアをスタートさせたのは、ジアの叔母ソフィア・コッポラ監督の『ロスト・イン・トランスレーション』で、その後『マリー・アントワネット』でもプロデューサーを務めている。幼い頃から祖父フランシス・F・コッポラや叔母の撮影現場に足繫く通っていたジアは、撮影で衣装アシスタントなど仕事を手伝うこともあり、フレッドとも叔母の撮影現場で出会っていたよう。

ジアはフレッドとの出会いや彼との仕事について、「彼はこの映画の救世主です。変わったストーリーで、最初は協力してくれる人がなかなかいなかったから。実は幼い頃から彼のことを知っているのです。『マリー・アントワネット』と『ロスト・イン・トランスレーション』のプロデューサーだったから、現場で出会っていました。その後、別の作品で彼のところに相談に行って、その時は一緒に仕事をすることにはならなかったけど、『メインストリーム』の脚本を送ったら『いいね!』とすごく気に入ってもらえて、そこからすべてが始まりました。編集などすべてにおいてアドバイスをくれたし、ユーモアのセンスもあるし、今ではいい友人です」とふり返る。

今回、解禁する本編映像では、マヤ演じるフランキーがさびれたコメディアンバーでの仕事に嫌気がさし、アンドリュー演じるリンクと一緒に自転車で街に飛び出すシーンが映し出されている。L.A.という街の持つ、自由で開放的な空気を一緒に感じられる爽快感溢れる1シーンとなっている。

『メインストリーム』は10月8日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。

(text:cinemacafe.net)

■関連作品:

メインストリーム 2021年10月8日より新宿ピカデリーほか全国にて公開

©2020 Eat Art, LLC All rights reserved.

2021/10/5 19:00

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます